東伊豆町議会総務経済常任委員会では、昨年に引き続いてコロナ禍で疲弊した事業所の聞き取り調査を実施しました。今回も6人を2班に分け、稲取地区と熱川地区の主に宿泊施設を回りました。

 

1年以上続くコロナウイルスの脅威の中、どう営業を続けてきたか。公的な支援制度の利用状況、資金繰りなど、一見して聞かれたくない話でも誠実に答えてくださった宿の代表者の方に感謝申し上げます。

 

観光、まちづくりへの提言も伺いました。いただいたご意見は、プライバシーに配慮しこれからの議会活動に活かしていきます。中にはすぐに行動に移した要望もありました。伊豆スカイラインについてです。

 

現在、首都圏から伊豆方面に来るには沼津を回らなければならず、夏の行楽シーズンを前に大変厳しい状態です。オリンピック期間(7/23-8/8)は通行が無料になっていますが、これを今からでも無料にし、8月いっぱいまで観光客や地元住民が安心して通れるというものです。この件は委員会で協議しすぐに町長へ要望に行きました。周辺市町と協議するとのことです。

 

一日一組限定の宿から全国チェーンの宿まで。言い方悪いですが料金もピンキリ。多種多様でオーナー・支配人の考え方も違う。大変勉強させてもらいました。ただ一つ言えることは、どこもコロナで疲弊しているということ。そして、100人からの従業員を抱えているところがいくつもあり、その方々がこの町を支えているのです。

 

聞くだけなら誰にでもできます。それをどう政治に活かしていくか。我々に託された課題です。

 

#新型コロナウイルス #聞き取り調査 #コロナ禍