プレゼント型紙:Makana(マカナ)ポーチ&ポシェット型紙

この型紙についての説明はこちらからご覧ください。

 

プレゼント型紙の受け取り方法についてプレゼント

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※ブログとYouTubeの工程番号(目次)は順不同ですのでご了承下さい

素材について

  • 表地:帆布、オックス、ツイル、ツイードなど中肉〜薄手程度の生地
  • 裏地:シーチング ブロード、ナイロン、ツイル等の薄手程度の生地

 

 

サイズ(仕上がりサイズ)

  • タテ:14cm
  • ヨコ:21.5cm
  • マチ:7cm

材料

 

1.裁断をする

①表地の裁断をします。

※ポシェットを作る際にはDカンタブも裁断して下さい。ポーチの場合は不要です。

 

②接着芯の裁断をします。

 

③接着芯を貼るパーツをあらかじめ大き目に裁断します。

※接着芯を貼るパーツは型紙より5㎜~8㎜程度大きく裁断しておきます。

 

〇接着芯を貼る際は、コピー用紙などを一枚挟んで接着すると良いです。

接着芯から染み出た樹脂がアイロンに付くと焦げや汚れを防ぎます。

 

④この作業を「粗断ち」といいます。

裁断にひと手間かかりますが、正確に作品を作る事ができます。

※写真は他の作品のパーツを使用しています。

 

⑤裏地を裁断します。

 

⑥ボンテックス(厚紙でも可)を裁断します。

ボンテックス用の型紙と同じ大きさにカットして下さい。

 

⑦ベルト用のゲージをカットします。

ゲージがあると便利です。型紙通りの綺麗なカーブを作る事ができます。

型紙内のベルトのゲージパターンを同じ大きさにカットしておいてください。

写真はボンテックスを使用していますが「厚紙」でOKです。

 

2.印を入れる

①合印にノッチを入れます。ノッチ(切り込み)は2㎜~3㎜程度入れます。

 

3.ベルトを作る

①「表袋布」のカーブ部分にぐし縫いをします。(糸は2本どりで縫って下さい)

糸は説明用に水色を使用していますが、実際に作る時は同色をご使用下さい。

※部分縫い説明の為、生地の色が違う物を使用しています。

 

🌟ぐし縫い🌟

なみ縫いより縫い目間隔が細かい仕様をいいます。縫い目は2mm程度で縫います。

袖付け時の袖山に立体的な膨らみを出す時やギャザーを入れる時などに使用します。

 

②糸を表側に出して縫い止めます。

 

③厚紙で作ったゲージを出来上がりに当てます。

 

④ゲージを押さえながら糸を手前に引き、ゲージのカーブに沿わせます。

 

⑤カーブに生地が沿っている状態をキープしてアイロンで押さえます。

 

⑥玉結びをします。

 

⑦反対側も同じ用にカーブを作ります。

⑧もう一枚の「袋布」も同じようにカーブを折ります。

 

⑨2枚のベルトを「外表」に重ねます。

 

⑩周囲にコバステッチをかけます。

※コバステッチとは、布端から1~2mmのステッチ(端ミシン)のことです。

 

⑪ベルトの中心に印を入れます。

「ひねり金具」の裏当金を利用して穴を開ける位置に印を入れて下さい。

 

⑫「ひねり金具」差し込み口になる「中心の窓」は印より2㎜程外側に切り込みを入れます。

「ノミ」などを使用すると便利です。両サイドの「ネジ穴」はポンチなどで穴を開けます。

 

⑬「ベルト」を「ひねり金具」で挟みます。「裏当て金」側からネジしめします。

ネジはパーツによっては「マイナスネジ」の場合もあります。

 

4.ポケットを作る

①表地「ポケット」と裏地「ポケット」を中表に合わせ、ポケット口を縫います。

 

②ポケット口の縫い代をアイロンで軽く割ります。

 

③ポケット口を「突き合わせ」にしてアイロンで押さえます。

 

④ポケット口に「コバステッチ」をかけます。

 

⑤「ポケット芯」の裏に両面テープを貼ります。

 

⑥表地と裏地の「ポケット」の間にポケット芯を貼りつけます。

※付け位置は型紙を参照してください。

 

⑦「裏地ポケット」を避け、当金を使用して「ひねり金具(凸)」付け位置に印を入れます。

 

⑧付け位置に切り込みを入れます(マグネットボタンの付け方を参照してください)

 

⑨正面からフックを差し込みます。

 

⑩フックの足を倒します。

※ひねり金具の形状によっては中心側に足を折って下さい。

今回は、足を中心に倒すと重なって厚みが出てしまうため外側に折っています。

 

⑪表地「袋布」の上に「ポケット」を据えます。

※ポケット付け位置は型紙を参照して下さい。

 

⑫ポケットの周囲をステッチ押さえします。

 

⑬「ベルト」を付け位置に据えてステッチ押さえします。

5.裏ポケットを作る

①「裏ポケット」を外表に合わせ半分に折ります。ポケット口にステッチをかけます。

 

②裏地「袋布」の上に「裏ポケット」を据え、周囲をステッチ押さえします。

「裏ポケット」の中心に仕切りステッチを入れて下さい。

※仕切りステッチ無しも可です。お好みでステッチを入れて下さい。

 

③同じようにもう一枚の裏袋布にもポケットをつけます。

 

 

6.袋布を作る

①「表袋布」と「裏袋布」を外表に合わせます。

 

②2枚重ねた状態で周囲をステッチ押さえします。

 

③もう一枚の袋布も同じように重ねてステッチ押さえします。

 

7.口布にファスナーをつける

①表地「口布」と裏地「口布」の間にファスナーを挟みます。

※このファスナーはカットファスナーのため長い物を使用しています。

 

②端から10㎜の所を端から端まで縫います。

 

③縫い代を「口布」側に倒しアイロンで押さえます。縫い目のキワにコバステッチをかけます。

 

④反対側も同じように縫います。

 

 

8.Dカンタブを作る

ポシェットを作られる場合はDカンタブを作って下さい。

Dカンタブを付けない場合は次の行程に進んで下さい。

①Dカンタブの距離が長い方を8㎜折ります。

 

②「①」で折ったタブを半分に折ります。

 

③両端にコバステッチをかけます。

 

④「Dカン」にタブを通し二つ折りします。下端に5㎜のステッチをかけます。

 

 

9.口布と底布を接ぐ

①Dカンを縫い付けます。

 

②表地「底布」と裏地「底布」に「口布」を挟み端み縫い合わせます。

 

③縫い代を底布側に倒しアイロンで押さえます。縫い目のキワにコバステッチをかけます。

 

④反対側も同じように縫います。

 

⑤「口布」と「底布」の表地と裏地がズレないように2枚をステッチ押さえします。

次の行程でこのはぎ合されたパーツを「側面パーツ」と明記します。

 

 

10.袋布と側面パーツを合体する

 

①「袋布」と「側面パーツ」を中表に合わせクリップします。

 

②周囲をぐるりと縫います。

 

③「パイピング布」を四つ折りします。

 

市販パイピングテープ(4つ折りパイピングテープ)を使用してもOKです。

 

④「パイピング布」の端を10㎜折り返します。

 

⑤「縫い代端」と「パイピング布」の端を合わせクリップします。

 

⑥周囲をぐるり一周縫います。

 

⑦縫い代を「パイピング布」で包みます。

 

⑧「パイピング布」の端にコバステッチをかけます。

反対側も同じように「袋布」と「側面パーツ」を接ぎ合わせパイピング始末します。

 

⑨仕上げアイロンをかけて完成です♪

プレゼント型紙:Makana(マカナ)ポーチ&ポシェット型紙