この時期になるとこのブログのアクセス数が急増します。

以前書いた「走り方」についての記事が運動会対策の情報を求める

お父さんお母さん方の検索に引っかかるようで。

で、読んでみればごく一部の記事以外はブログ主のおバカな日常の話か

ちょっと小難しい哲学っぽい話ばかりで、肝心の運動関連はわずか…。

挙げ句の果てに前回に至っては変人ブログ主が刀振ってる話だったり。

 

そのうち文句のメールの一つでも来るんじゃないかと

毎年この時期はブログの内容について少し反省するマンモスコーチです。

でも反省すれど、書く内容を改める気はありません(笑)

皆さん、こんにちは。

 

さて、前回「居合はじめました」とこのブログで始めて公表したわけですが、

その理由も一応は仕事絡み、教室の子どもたちへのより良き指導を求めて。

マンモスコーチってなんて仕事熱心で子ども思いなコーチでしょう!素敵!

さぁ、さぁ、もっと誉めてくれていいんですよ?(笑)

「裏の理由」を読んで気が変わってしまう前に…。

 

さて、居合・剣術を練習するようになったもう一つの理由、「裏」ルート。

私の古い知人なら想像しやすいかと思いますが、それはキックボクシングからの流れ。
私は学生時代にキックボクシングをやっていたのですが、

40過ぎた今でも一人で練習したり(教室を自由に使えるのをいいことに・笑)、

  

たまに格闘技経験者の知人とスパーリングをやっています。

  

まぁ、終わった後は大抵こんな↓格好になっていますが。

   

(歳を考えずに動いた結果、壮絶にガス欠の図・苦笑)

 

仕事柄、体は常に動けるようにしておかなければいけないので

仕事のためのトレーニングと自分の趣味を兼ねてやっています。

はい、まだ引かないでくださいね~。まだ早いですよ~。

本当に引くのはこれからですよ~♪(笑)

 

で、やってるうちにもっと戦い方の幅を広げたいと思うようになり(アホ)、
同じ打撃系格闘である空手の動きに興味を持つようになったのが数年前。
いろいろと空手の本やDVDなどを見ていくうちに、
それが武術、特に古武術への興味へと繋がっていきます。

 

そしてその興味が古武術の一つとしての剣術に派生したキッカケは、

キックの練習の一環で「武器を持った相手との戦い方」を考えるようになり、
うちのスタッフに「ナイフや棒で攻撃してきて。こっちは防御しかしないから」
という対武器防御スパーの相手をたまにお願いするようになったことでした。

(この時点で思考がおかしいのは自覚してますので、ツッコみ不要です)

 

↑対ナイフ(もちろん、持っているのはおもちゃのナイフです)

↑対棒or刀(持ってるのはチャンバラ用のスポンジ刀です)

 

ちなみにこの対武器スパー、もともとは「パンチを打ってもらう。こちらは防御のみ」の
通称「殴られ屋スパー」またの名を「社長を殴ってストレス解消の福利厚生」
という私のキックボクシング用防御練習に付き合ってもらったのが原型でして。

  

通称「殴られ屋スパー」(当然、避けたり防いだりはします)

 

で、それが「対パンチ防御スパー」から「対武器防御スパー」に発展したのですが、

しかし対武器防御、実際にやってみると思っていた以上に難しく…。
で、「武器というものの性質を理解しないと防御もままならない」
→「じゃあ自分でも武器を使う練習をしてみよう」となりまして。

(繰り返しますが、思考がおかしいのは自覚してますので、ツッコみ不要です)

 

じゃあ、何の武器を練習する?オーソドックスなのは棒か刀あたりか。
となると剣道?でも剣道は対人稽古が主だから習いに行かなければならず、
休みが月曜&週6で夜まで仕事の私には習おうにも時間が合わない…。
それに竹刀をモロに振り上げたら教室の天井にたぶん当たる…。
何か一人で、うちの教室内で練習できそうなものはないか…?

 

そう思っていたときに頭に浮かんだのが「居合」でした。
居合といえば抜き方や型を一人稽古しているイメージ。
しかも座った姿勢からか、立っても低い姿勢で刀を抜き放つ…イメージ(笑)

 

立てた藁や竹を真剣で斬ってるイメージも浮かびましたが、
自分の場合、実際に斬ったり本格的に刀を使いこなすためではなく、
あくまで刀の使い方やその際の体術をある程度理解しようというだけ。

しかもガチで斬れる真剣持ってたら銃刀法違反で捕まります(笑)

 

でもまぁ、居合の型稽古なら一人で、しかもうちの教室でできるんじゃね?

と、非常に安易というか、安直というか、アホというか、
考えているようで考えていないに等しい単細胞な思考で居合に行き着き、
早速本屋でDVD付の居合入門を買ってきて、見よう見真似で始めたのが昨年のこと。

(くどいようですが、思考がおかしいのは以下略)

 

最初は防御スパーで使ってたスポンジ刀を振っていたのですが
やはり居合の要は鞘に収めた状態からの素早い抜刀。
スポンジ刀では鞘がないため、イマイチ感覚が掴めません。

(ちなみにこのスポンジ刀、もともとは教室の子ども用に買ったのですが、
 思ったより当たると痛いのでお蔵入りしていたものだったりします)

 

そこで、おもちゃでもいいので鞘付きのものがないかと調べてみたら、
アマゾンの検索で「居合用の練習刀」というのが出てきまして。
すごいぞアマゾン、こんなものまで売ってるのか!(笑)
刃引きしてあって斬れないこと以外はほぼ本物の刀と同じ作り。
これはいい、と早速購入。
で、届いたのが今も練習に使っている、これです。

 

(刃を手で持っても斬れません・笑)

 

初めて手にしたときは「(真剣じゃないけど)生まれて初めて刀持ったぁ!」

とオモチャ買ってもらった子どものようにテンション上がりました(笑)

 

もっとも、最初はケガが絶えなかったのですが…。

抜刀時や振り抜いた際に刀のツバの裏に手がガンガン当たっては出血、

納刀時も鞘の入口(鯉口)を持った左手に刃先がブスブス刺さっては出血…。

(刃は斬れないけど先っぽだけは尖ってて刺さるんです…)

ケガしなくなるまでに3ヶ月くらいかかったでしょうか(苦笑)

 

まぁ、こんな感じでキックボクシングの練習から派生して
居合に行き着いたというのが、もう一つの始めた理由、「裏」ルートです。

この歳でまだキックボクシングをやっているというだけでも結構引かれるのに、
そこから対武器防御だの、武器の使い方を覚えようだの、
読んでいる皆さんがドン引きしている姿が目に浮かびます(苦笑)

 

今回の記事だけを読んで
「こんな危ない人の教室にうちの子を通わせられないわ!」
と思った保護者の方は、今すぐ前回の「表」の理由をお読みください。

必ずお読みください!お願いですから!(涙流しての訴え)

実際、自分の指導レベルを上げるために体張ってるのも本当のことなので。

ただ単に趣味と実益を兼ねているだけと言ってしまえばそれまでですが…。


さて、たぶん次回の更新は早いです。
この記事をトップにしたまま長いこと放置してしまうと、
それまでうちの教室に見学や体験に来ようと考えていた人が
このブログを見てそのまま回れ右してしまいそうなので(笑)


それでは、また♪