つい先日までは5時前に真っ暗だったのが5時半くらいまでは明るくなり、

 

ようやく昼間も気温も少し暖かくなってきました。

 

早く春になって、もっと暖かくなってくれないかな…としみじみ思います。

 

まぁ、春を過ぎると「あづい…早く涼しくなってくれ…」と思うようになるんですけどね。

 

人間、ワガママなものです(笑)

 

でもやっぱり早く桜が見たいマンモスコーチです。皆さん、こんにちは。

 

 

 

さて、前回までで1万時間の法則については一応書き終えているのですが、

 

今回は前回の予告通り、続きっぽい感じの「おまけ」です。

 

 

 

これまで、自分がコーチとしての本質的業務である「指導時間=1万時間」を

 

超えているという前提で、あれこれ偉そうに書いていたのですが(笑)、

 

途中で「俺、本当に指導時間1万時間超えてるか?」と思ってしまいまして…。

 

特に小学校の先生が授業時間1万時間到達に14,15年かかるという計算をしたとき、

 

「あれ?俺の一日の授業時間数って平日4コマだから学校の先生より少ないぞ?

 

となると、もしかして俺の授業時間数って1万時間超えてない…?」と。

 

で、そんなわけで会社員時代からの指導(授業)時間数を

 

改めてかなり厳密に計算し直してみたのですが…

 

無事、1万時間超えてました。よっしゃ、胸張ってプロを名乗れる!(笑)

 

 

 

考えてみたら、私、会社員時代からずっと週休1日で週6日授業してましたし、

 

学校の先生は春夏冬休みで授業をしない日数が意外とあったりしますが、

 

スクール業界はむしろ学校の長期休みに短期教室(特別教室)を行うことで

 

普段より更に授業数が増えるわけで…。

 

計算していて、今の自分の年間指導時間数が通常クラスだけで年間1344時間、

 

小学校の先生の年間平均(670時間)の2倍と知ったときには、

 

「あぁ、そりゃ合計1万時間を軽く超えるよね…。お前(俺)、頑張ったんだな…」

 

と自分を慰めてあげたくなりました(苦笑)

 

 

 

なお、会社員時代から今に至るまで1年ずつ算出してみたのですが、

 

成長過程と時間数について考えてみると、大まかにこんな感じでした。

 

・1000時間達成=授業を行うだけならほぼ問題なくできるようになる。

 

・3000時間達成=自分の指導法の土台が固まり、ある程度自信を持てるようになる。

 

・5000時間達成=上記の土台だけでは足りない面が見えてきて試行錯誤する。

 

・10000時間達成=試行錯誤を経て「自分流」といえるやり方を構築する。

 

 

 

さて、ある物事を修めていく段階を表す言葉として「守破離」というものがあります。

 

説明が面倒なので、Wikipediaの文章をそのまま引用させていただきます(笑)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。

その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、

自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。

最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、

自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、

型から「離れ」て自在になることができる。

 

 ・守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 ~ 自律的に作業を遂行できる(1人前)。

 ・破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。

 ・離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

これを上記の時間数と合わせてみると、

 

 ・守:1000時間達成(半人前)。3000時間達成(1人前)

 ・破:5000時間達成(1.5人前)。

 ・離:10000時間達成(創造者)。

 

といった感じになるでしょうか。

 

1万時間達成で「創造者」というのは「いや、そこまでは…」という気も正直しますが、

 

私が会社員時代にゼロから指導法を学び、そこに不足を感じ離れ、

 

試行錯誤の末に自分流といえる指導法を確立できたことを考えると、

 

大袈裟とは思いますが「創造者」と言えなくもない…のでしょうか。

 

 

 

ただ、それはあくまで「自分流」を確立したというだけで、「通過点」に過ぎません。

 

そこで安心・安住してしまっては、それ以上の進歩や成長はなく、むしろ退化します。

 

経験を積み重ねて確立した「自分流」をより高め、磨き上げていくためには、

 

更なる修練、精進を経て質の高い経験を積み重ねていく必要があります。

 

完成という最終到達地点はこの世に存在しないのかもしれませんが、

 

今までと変わらず少しでも質の高い指導法を目指して日々研鑽していくこと。

 

それが1万時間を超えていようがいまいが、「プロ」としての在り方なのだと思います。

 

 

 

最後にもう一つ。

 

当教室は開校からちょうど4年半ほど経ったわけですが、

 

週6で平均8時間営業とすると週48時間、それが48週で年2304時間、

 

それが更に4年半で10368時間…

 

やった~!マンモス体育教室も営業時間1万時間突破!

 

(マジで今初めて計算して知りました)

 

ってことは、この教室も「教室として一人前」くらいにはなれたと言っていいかと!

 

いや~、嬉しい!自分の指導時間数1万時間超えより嬉しい!(笑)

 

 

 

これも教室に来てくれている子どもたちや保護者の皆様、

 

そして普段から私を支えてくれるスタッフのみんなのおかげです。

 

本当にありがとう!ありがとうございます!!

 

これからもより良い指導を目指して頑張っていきますので、よろしくお願いします!