おはようございます

今年の夏は暑さ続きでばてて 、食欲落ちている方も多いのではないでしょうか


ようやく気温が下がり 煮ものでも作るかという気になりました。娘の迎えが重なるので昼間のうちに作っておいたからラクラクでした。元気なうちに家事を済ますのが一番!

ご飯作りの悩みは健常者でもいろいろあるでしょうけど 忙しい中やりくりしなければならない

可能な限り手を抜きたい!がん患者にも切実です。

 時短 労短 省熱 省コスト  省スペース(狭いスペースで作れるもの) 省ごみ 省洗いもの
等々毎日の食事作り、 出来れば出来ればと 願いは果てしないです

病気になったら食事の事真剣に学び直す必要があります!


サークルの悩み相談で もっと切実な悩みを持っている方がいらっしゃいます

一度にたくさんは食べられない方
吐き気で水分すら受け付けない方
胃や腸に問題があり(イレウスがある方とか)食べれるけど食べちゃいけない食品がある方
食べろ食べろと家族にせっつかれて 嫌になってしまった方
匂いの問題で食べれないまたは味がわからなくて食事が辛い方

みんな生きる基本である食事が出来なくて本当に困っていらっしゃいます

食べれても急にたくさんは勧めないほうがいいのに家族は焦るあまり食べだすとあれもこれもと欲張って食べさせようとする。目に浮かぶようです…私も子供に同じことしてしまった結果失敗して好き嫌いをかえって作ってしまったかも。

無理強いは良くない

でも必要な栄養を口からとる事には大変意味がある

咀嚼することで唾液が消化酵素を出すし
嚥下の機能は毎日使うからこそ誤飲しないようにコントロール出来るし
胃は胃袋と粘膜と筋肉の機能がそろわなくては消化器官として使い物にならない。腸も同じ 蠕動運動は規則正しい食事と排泄を行ってこそスムーズにこなせるものです。筋肉がそれを行っている以上使わなければ衰えるのは必定
長い事患っていると 入院して寝たきり 運動はおろか 起き上がることも出来ない 一日のうちで食事だけが主な動きだったりするけど それすらも億劫で咀嚼する回数も減ってくる。

無理やり飲み込んで胃や腸に負担がかかる

消化不良で悪循環


だから それぞれにあった食事が必要なんです


消化にいい物をお勧めしても そんな赤ちゃんの離乳食みたいなもの食べれないよ と拒絶されたり
リンゴすったのでいいから とおすすめしても 食が進まず色が変わってしまったり…

それでも創意工夫で なんとか患者さんに食べてもらおうと必死な家族がいらっしゃいます

すったリンゴにはレモン汁をたらせば色は変わらない
匂いは 香辛料をうまく使い 離乳食っぽくなくてもお箸ですっと小さくできるくらいの硬さに調理すればお肉だって食べれるはず。角煮とか家族も喜びそう。味は薄めにしたほうがいいだろうし 脂身は厳禁ですが。

離乳食テクニックでは取り分けて味付けの段階で赤ちゃん(この場合患者用)を分け 食べやすいように小さく切ったりとろみをつけたりする。
それを手間暇かけて 愛のこもったお食事を出せば がんばって食べてみよう という気持ちになるかも

スープだけでも相当栄養が取れるはず

命のスープを見て感動しました

私の知らない世界でした。

愛のこもったスープの数々ががん患者が飢餓に陥るのを守ったんです。

愛さえあれば何でもできるんですね 今少女漫画風のキラキラしたお目目で語ってるんじゃなくて本気で思ってます。

愛だねやはり。

病気になったら食事の事真剣に学び直す必要があります!
学校がやらないからみんな何も知らない
もっと義務教育で学ぶべき問題です