子供のころ ヤマハの音楽教室に通いオルガンを弾いて音楽を楽しむのが日常だった私。
変な替え歌や黒鍵だけの妙な曲作りました。
オルガンで演奏することがまずはその曲を理解する一歩。
転勤ばかりでお友達まだいないとき 私の遊び相手は手のかかる弟だけ 女の子の遊び できない子だから つまんない。
テレビで聞いた音楽をオルガンで弾くことで 理解しようとしてました。
そんな私に こりゃ無理! と思わせたのが ショパンのソナタの数々。
ショパン ピアノソナタ3番 その中の 4楽章
普通ほんのちょっとあたりを付けることくらいできるじゃないですか?
もう 最初から全然無理!(笑)そんなにオクターブとばしで始めるなんて・・・
のちにブーニン様が彗星のごとく現れ いともたやすく 呼吸するかのようにキラキラの音を奏でていくさまを中ボウの私はあっけにとられて見てました。
これが…才能か・・・・!
そして己の活動限界をさとり 鍵盤楽器から離れたけど その素晴らしさは挫折の痛みとともにしみています。
そんな思いでがあるから 世界が本当に素晴らしいって知ってるの。
人間て素晴らしい。
え 大げさだね~~って人、ぜひ、やってみそ?
ショパンの悪魔的なトリルに打ちひしがれてみそ?