インドの北部ラダック地方の旅2日目。

酸素の薄さに慣れず、
夜中に何度も起きてしまい寝不足(;´Д`)ノ
早朝6時の出発でパンゴン湖を日帰りで目指す。

パンゴン湖へはレーの街から5000m級の山を越えていく。
通常だと休憩も合わせて片道5時間ほどで着く予定だ。

パンゴン湖までの行き方は車をチャーターするのが一般的。
多国籍の旅行者との乗り合い車もあるので、
時間に余裕がある人たちは街中の旅行社廻って
旅行者に「一緒に行きませんか」的に誘ったりしてるみたい。

私たちは『HiddenHimalaya』で車とドライバーの手配をお願いした。
1台9500ルピーほど。頭数で割れば安くなる。
それに入行許可証の手数料いれて、一人5250ルピーだったかな。
入行許可証は必須。
前日の午前中いっぱいにパスポートを預け申請をお願いすると
午後には翌日のパンゴン湖の入行許可書がもらえるよー。

※現地旅行社のツアーに比べれば少し割高かもしれないが
さすがは日本人経営、細部まで行き届いたサービスが魅力的だった。

車は安心のトヨタのINNOVA、
雪山だった際のチェーンは準備済、
運転上手なドライバー(のちに私が恋することとなる)
安心で安全な旅を保障してくれるので納得プライス!


安心安全TOYOTAのINNOVAで
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目指せパンゴン湖!!

ピカーーーーーン!!!
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なんと!!!幸か不幸か!
この日はちょうど今冬初?の積雪観測だったようで

山道は雪道に慣れていない車で溢れかえり
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チェーンを装着していない車が雪道にスタックし、
スタックしてない車がそれを追い越そうとし更にスタックwwwww
それも道幅が極度に狭い崖道の途中でwww
少しでも滑って崖に落ちたら、はい、人生終了。

って場所に、
観光車から軍に燃料を運ぶトラックがドヤドヤと詰まり
その量ざっと100台ほど!!?
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これぞカオス!!!
車から出る排ガスがただでさえ薄い空気を更に薄くしていく・・・
人生初の5000m付近で!!!
まさかの足止め2時間半!wwww

高山病にならない自信もみるみる崩れ落ち、
途中から助手席でグッタリ(TωT)(TωT)(TωT)
人生初の酸素ボンベを体験する。

そして、命の危険を感じた私は、
優しく逞しいドライバーに恋に落ちた。
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↑ナンジャさん(推定35歳既婚)
その後、体調が戻っても助手席から離れない私。

とても気の利くドライバーさんで
水を大きなペットボトルから小さなボトルに入れ替えてて
車の揺れでバシャバシャこぼしてたら
それに気づいて徐行してくれたりw
優しいジャイアンのような方でした(=⌒▽⌒=)


太陽が昇るにつれ、雪が溶けていき、
キャタピラーが雪道を均し、渋滞も流れ・・・


ついに頂上へ!!!ようこそ!5360m地点!!
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空気が薄いので少し息を止めるだけでクラクラ。。
おしっこするだけで心臓ドキドキ。
なんか初めて味わう感覚。。。貴重な体験でした~

働くロバさん。
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雪ベッドの上で横になるワンワン。
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もこもこで可愛かったので雪投げつけてあげた

峰を超え、山道を下ると雪もなくなり
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パンゴンのアイドル・モルモットの家族にも会えたよ~!!
この厳しい環境の中でも、動物たちは逞しく生きている。


そして、
出発から8時間20分・・・
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ついに目的地パンゴン湖に到着!!!!
3idiotos効果か、世界中の観光客が駆けつけていたよ!
シルバーウィークなので日本人もよく見かけた!
もちろんここはインドなので、インド人観光客が一番多い。

インド人の撮影ポーズはかわいい。
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恋人たちがむかいあったり。
石の上でポーズしたり。
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目的の青い湖より、
そちらばかりに囚われたのであった。

厳しかった往路に比べ、
たった数時間で雪もすっかり溶けきり渋滞ゼロ。
雲泥の差で楽ちんな復路だったー!!

ドライバーの彼曰く、
時には午後に雪が降ったりすると
帰宅が10時を過ぎることもあるんだって・・・
山の天気は読めませんな~~


人生の歴史に残る地獄のようなロングドライブだったが
復路が楽ちんだったので結果オーライ!!
いい思い出になった!!!

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美しいパンゴン湖に会いに、あなたも是非っ!!!!(`・ω・´)