負の遺産アウシュビッツ強制収容所…知っておかなければいけない事実。 | 人生を楽しむ世界一周☆〜after story in JAPAN〜

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30代女子旅…✈︎13ヶ月の世界一周旅を終えて帰国後日本をプチ旅♩
国内外の旅について☆

ポーランドに来た最大の目的は…
アウシュビッツ収容所を見に行くこと!!
ヨーロッパは、相方と別れて一人旅になる予定だったので、1人で来る勇気が出るかな…と行くかどうか迷っていたのですが、
トマティーナをはじめとした素敵なメンバーの出会いのおかげで、みんなで行くことができました☆


改めまして、アウシュビッツ収容所とは、正式にはアウシュビッツ強制収容所。
アウシュビッツは、アウシュビッツI、アウシュビッツII-ビルケナウ、アウシュビッツIII-モノヴィッツの三ヶ所で構成され、ドイツの占領下ポーランドで初めて設立されたナチス・ドイツの強制収容所であり、後に全ての収容所の中で最大となりました。
そして、ユダヤ民族大量虐殺の場所となり、負の遺産として世界遺産に登録されています。


朝は5時過ぎに起きて、眠い目をこすりながら頑張って準備…!!
久しぶりにこんな早起き…!>_<

宿を出て、クラクフ中央駅のバスターミナルに向かいます!
アウシュビッツ収容所へは、バスと電車での行き方があるのですが、今回私たちは安いかつ楽に行けるバスを選びました♩

クラクフ駅のバスターミナルは、1階と2階がありますが、アウシュビッツ収容所行きは2階から出発します!
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こちらはバスの時刻表です♩
結構本数がありますね^ ^
ただ、私たちは今回アウシュビッツ収容所にツアーを頼まず自分たちで見てまわろうと思っていたので、予約はせず当日券で行く予定の為、7時10分発の早いバスに乗りました!
当日券を目指して行く方は、10時以降はツアーの観光客がたくさん来て、当日券を発行していない日もあるので、9時までに到着されることをおすすめします!!

ツアーを頼んで解説を聞きつつまわりたい!という方は、ネットから事前予約が必要です☆
ツアーの言語も選択できますが、英語は出来るだけ早く予約しないと、人気の為埋まってしまいます!
また、唯一の日本人ガイドの中谷さんが1人いらっしゃるそうですが、こちらも最低でも2週間前には予約しないと取れないそうなので、日本語を希望される方は予定が決まったらすぐにぜひ!!

私たちのように当日券で行く場合は、交通費のみでアウシュビッツ収容所の入場料はまさかの無料です!!
バス代は、片道14ズウォティ、約430円!
行きはチケットを買ってから乗りましたが、帰りは運転手の方に直接払いました(^-^)v
時間は、約1時間半ほどでアウシュビッツ収容所の目の前に到着しました☆


到着したら、メインエントランス向かって右側にあるインフォメーションに行き、当日券を発行してもらいます!
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この日はほぼ待ち時間なしで当日券を発行してもらうことが出来ました♩

持って入るバックは、30cm×20cm以内でないとダメでそれ以上のものは預けなければいけません!
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預ける際は、エントランス左側のこの建物で1つ4ズウォティ、約120円です!

準備が整ったら、中へ入ります!!
私たちは今回ガイドなしだった為、入り口近くで案内ガイドの本をみんなで購入しました。
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こちらの本は日本人ガイド中谷さん監修の本だそうで、とても詳しく書かれていて、自分たちでまわるには本当に為になりました!
15ズウォティ、約460円とお安いので、ガイドなしの方にはぜひおすすめです!!


さぁ、中へ!!
有名な入り口ですね…!
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「Arbeit macht frei  働けば自由になれる」
せめてもの抵抗でBが逆さまになっていると言われています。

まわりは、有刺鉄線で覆われて物々しい雰囲気です。。。
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当時は高圧電流が流され、「死の境界線」と呼ばれていたそうです…。

中に入ると建物が沢山並び、中の展示を見てまわります。
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かなり重々しい展示が多いです…。
展示の詳しい内容は、感じ方も色々ですし、簡単には語れるものではないと思うので控えさせていただきます。。。>_<


「死の壁」と言われる銃殺刑が行われていた場所には多くの花が供えられていました。
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最後に訪れたのは、大量処刑が行われていたガス室です。
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大量の人々が殺され、焼かれていくという恐ろしい死の工場と化していた場所です…。

アウシュビッツ収容所から、3km離れたもう1つのビルケナウ収容所までは無料のバスがあり、10分ごとに出ています!
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もう1つのビルケナウ収容所は、「絶滅収容所」と言われ、ほとんどの人々が殺す為に連れて来られていた想像を絶する絶滅計画が実際に行われていた場所です。
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ビルケナウ収容所は、列車の線路がそのまま敷地内にひかれており、この「死の門」をくぐります…。

この家畜運搬用の列車に人々はぎゅうぎゅうに詰められてこの場所へ運ばれてきました。
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ここで選別が行われ、労働力のない幼い子供や老人はそのままガス室へと送られ、殺されていきました…。

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ビルケナウ収容所にあるガス室は、ドイツ軍が敗戦間近に証拠隠滅の為に破壊し、崩れていますが、アウシュビッツ収容所より大規模な施設です。

その横には、犠牲者追悼の為の慰霊碑が建てられています。
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慰霊碑の前には、各国の文字で書かれた石碑があります。
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唯一読むことの出来る英語の石碑は、1番右に位置していました。
とても胸に響く文章が書かれています。


今回、アウシュビッツ収容所を見学して、胸が締め付けられるような現実や展示物が多く、私には計り知れないような悲惨な現実が当時はそこにあったのだと思い知らされました…。
でも、それは遠い昔の関係のない話ではなく、約70年前に実際にここで起きたまぎれもない事実であり、今を生きる者として、知っておかなければいけない出来事だと、今回訪れて改めて感じました。
そして、それはただの過去の出来事ではなく、一歩間違えば、再び起こってしまう可能性があることであり、それを再び起こさない為にも、その事実にしっかりと目を向けて学ぶことが大切なのだと私は感じました。
まだまだ勉強不足であり、分かっていない部分が多くありますので、あくまで個人的な感想ですが…(◞‸◟)
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朝9時から訪れましたが、全て見学し終えたのは夕方16時ごろでした。
敷地も広いですし、見学ポイントも多いので、行かれる際はぜひ1日時間をとって訪れてほしい場所です!
また、敷地内は舗装されていないですし、かなりの距離を歩くので、足元は歩きやすい靴で行かれることおすすめします!


夕方のバスでクラクフ駅に帰ってきました。


帰ってからのお楽しみはもちろん夜ご飯♡
今日は…からあげ♡
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昨日の夜から仕込んでくれていました♩

いっぱーい♡♡♡
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唐揚げが大好物なそうまくんのリクエストです♩

いただきまーす♡
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今日も美味しい夜ご飯で大満足でした♡(๑˃̵ᴗ˂̵)



クラクフ滞在も明日が最後!
素敵なアパートメントともお別れです…!!


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