こんにちは~☆華田真実です(^^)>

 

 

 

 

 

明日で7月も終わりですね(^^)

 

今日は1か月ぶりになった、

「まみおシリーズ」の最終話を

お届けしようと思います♪♪


今でこそ、「ステキな笑顔ですね」

などと第一印象をおほめいただき

さらに色や形による魅力アップを

お仕事にさせていただいている

ワタシですが…、

 

30代前半までは、それはそれは

ヒドイもので、ズタボロのビリビリ

でした(><)

これを読んだあなたが

 

「なーんや!こんな人でも

何とかなるもんなんや♪♪
 

そんなら私だって全然いける

んちゃう??」

 

と元気になってもらえれば、

とってもうれしいです(^^)

 

☆31~32歳:天国地獄の嵐!!編までのバックナンバーはコチラ☆


それでは、どーぞー☆彡

(文体は小説調になってます♪)

 

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その夜まみおは夫に

 

「私、本気で仕事やめようと思う。」
 

と告白。

 

 

彼はまみおの職場でのゾンビ状態を

知っていたので、

 

「ずっとあんなドナドナの牛状態なら、

 そのほうがいいやろうね。

 

 でも今、やりたいことってある?

 先もなくやめるのはよくないで。」

 

とおだやかに諭される。

 

まみおもそれを聞いて、

確かにそうだよな、と思う。

そこで、

 

「この際色彩心理を極めよう!!」

 

と、カラースクール「ラピス」に見学へ。

 

 

校長から直々にお話を聞いてもらい、

 

「すでに色彩心理は学んでいるなら

パーソナルカラーをやってみては?」

 

と勧められ見学させてもらう。
 

 

初めて本式のカラー診断を見た

まみお。

 

ただの色布のわずかな色調の差で、

同じ人の印象がパッと華やいだり
ドヨーンと曇ったり…とくるくる変わる

さまを目の当たりにして大興奮!!

 

「なんてこった!!まるで魔法だ♪

 

 ここで学べば、私はきっとステキな
魔法使いになれるに違いない!!」

 

と感じたのでその夜、夫に

 

「私、カラーでやっていくわ!!」

 

と決意表明^^
 

 

さらに職場とも話し合いを重ねた末、

無事に退職が決定。

 

年度途中の退職で、解職通知を

渡してくれる課長以外には

誰もいないというひっそりした最後。

 

しかしまみおの心はおだやかで、

晴れやかに澄んでいた。

 

 

わずかに残った荷物を持ち、

まみおは市役所を出た。
 

 

灰色にそびえ立つ、荘厳な

石造りの巨大な建物に、
まみおは深く深くお辞儀した。

 

 

思えば13年間、楽しいことも

苦しいことも、本当に色々と

経験させてもらった。

 

自然にまみおの口から、
 

「13年間お世話になりました!」

 

と言葉が飛び出た。 

 

最後の日に着たシャツの色を、

まみおはハッキリと覚えている。

それは

 

「ターコイズブルー」

 

まみおがいちばん大好きな、
表現の自由を象徴する、

南の海のような明るい緑青☆
 

市役所を出た足でカラーの

レッスンに行くと先生に、 

 

「まみちゃん、そのシャツの色、

 めっちゃ似合ってる~!」
 

とほめられ、さらに嬉しくなった♪

 

この先の未来には、美しい南の海が

どこまでも広がっていくような気がした。

 

 これを機会に、ずっと気になって

いた前歯を美しくするために、

いきつけの歯医者に直行。

 

「これからは自分が看板で

仕事をするんだからして、

芸能人じゃなくたって歯は命!」

 

とまみおは気持ち新たに、

三か月コツコツと通い続けた。

 

お金も相当なくなったが、

長年の気がかりが解消し
ますますスッキリ(^^)v

 

これで思い切り笑えるようになった♪

 

カラーのレッスン中に、まみおは

 

「原色が最も似合うタイプ☆彡」
と判明。

 

その瞬間まみおは、かつてライブで

着ていた鮮やかな赤や青の衣装を

思い出していた。

 

原色を纏ったとき、まみおは堂々と

人前でパフォーマンスができた。
 

「これが私だ!!」

 

と、心の底から自信が湧いてきた。

 

そのころいちばんよく歌っていた

オリジナル曲(作詞はまみお)の

 

「ブルートレイン」

 

という曲の歌詞で、まみおはこう

訴えていた。 

 

「打ち込める大切な何か 

なければ世界はモノクローム
 

何としても世界をいつしか

極彩色に変えよう」    と。

 

 

 もし今、自分の世界がモノクロで

つまらないとしたら、そこを楽しくて
美しい色に変えてあげられるのは

やはり、自分しかいないのだ。 

 

まみおは

 

「自分らしく生きたい」

 

ただそれだけを、いつでも強く

望んでいたのだと気付いた。

 

 この色の魔法は、必ずやまみおの

ように人一倍自己表現が苦手な

女性の大きな力になる!

 

という確信があった。

 

色の視覚効果や色彩心理を使って

自分らしさをムリなく表現できる

ようになると、

 

人からの印象と本来の自分とが

ピタリと一致して、ものすごく

生きやすくなる。
 

第一印象に振りまわされる

のではなく効果的に演出を
することで、自分の魅力を

相手に知ってもらえる。

 

 まみおがカラーを通じ願うことは、

関わる人が自分らしさを取り戻し、

その人らしい人生を、のびのび

楽しんで生きてもらうことだ。

 

まわりの誰のためでもなくて、

その人自身が真に求める幸福の

ために美しくなってほしいと思った。

 

 その後、パーソナルカラー講座は

修了したが形も大事だと感じたので、

引き続きイメージコンサルティングも
学ぶ。

 

また、元がサラリーマンで起業の

しかたも知らなかったので、
ビジネススタート講座も受講。

その際、ビジネスネームを

「華田真実」

屋号を「TRICK☆STAR」と決定。

 

似合う色が示す通り、自分らしく
華やかに生きる決心をしたまみお、

「華田真実」として、小さな第一歩。

 

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これまで、シリーズとして不器用な女子

「まみお」が、色の専門家「華田真実」

として出発するまでをお届けしました☆

 

このときのワタシの心の色は、

物語の中に出てきたシャツの色♪

 

やっと解き放たれた、自由になった!!

 

心全体が、どんどん明るく広がって

いくのを思いっきり感じていました(^^)

 

 

華田真実となってからはやくも、

10年が過ぎました☆☆

 

もちろんこの10年の間にも、

いろんなことがありました^^

 

この10年間のこともまた

ボチボチと、こんな感じで

書きおろしていければな~

 

と、思ってます☆彡

そちらもどうぞ、オタノシミニ♪

 

それでは、また(^^)」