こんにちは☆華田真実です（＾＾）＞
今でこそ、「ステキな笑顔ですね」
などと第一印象をおほめいただき
さらに色や形による魅力アップを
お仕事にさせていただいている
ワタシですが…
３０代前半までは、それはそれは
ヒドイもので、ズタボロのビリビリ
でした（＞＜）
そこで、自分の棚卸も兼ねまして、
「まみおが華田真実に育つまで」を
長編になりますが、お届けして
おります（＾＾）＞
これを読んだあなたが
「なーんや！こんな人でも何とかなるんや。
そんなら私だって全然いけるやん！！」
と元気になってもらえれば、
とってもうれしいです（＾＾）
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それでは、小６後編、どーぞー☆彡
（文体は小説調になってます♪）
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秋がきて、運動会の練習が多くなった。
まみおはもうとにかく大阪に絶望し、
楽しかった福岡に帰りたくてたまら
なくてしょうがなかった。
とくに仲良しのいとこに会いたくて
会いたくて、思わず運動場の砂に指で
「ナオに会いたい」と願いを書いた。
ところがどういうわけか、それを見て
いたらしい取り巻きの一人がウメに、
「あの子ウメのボケって書いとったで！」
と告げ口。まみお一気に大ピンチ！！
（もちろん、まったくの冤罪。）
だがまみおは、こんな奴らに大好きな
人の名前すら聞かせたくないと思い、
心の中で「カミサマ～」と祈った。
そのときだった！！！
突然スルスルと
「ウメとボケ～♪」
というフレーズが頭の中に舞い降りた。
それは「あさりちゃん」というマンガに
収録されていたものだった。
コレだ！！
そこで、まみおは淡々と言った。
「私はウメのボケなんて書かない。
ウメとボケって書いたんだよ。
あさりちゃんに面白い話が載ってて
思い出してたから。」と。
その日の放課後、さっそくウメ一味は
うちに来てマンガのセリフを確認し、
納得して帰っていたのだった。
強くも弱くもない、普通の子だって
油断ならないな！！！と、
まみおはこのときに強く感じた。
この一件以来とくにピンチに陥れ
られることもなく、学級文庫も
何度も読んでしまって退屈な
学校生活は過ぎ、冬が来た。
年明けに、卒業アルバムの撮影が
行われた。
何も知らないカメラマンのおじさんが
「もっとニッコリ笑ってえ！！」
と言ってきたので、
「わかったよ。最底につまらないから、
最高に楽しそうに笑ってやる！」
とまみおは心の中で叫び、目を細め
ニッコリと、笑顔をつくった。
それは皮肉にも、今までで一番
よくできた笑顔だった。
卒業アルバムには、１年で８キロ太り
身長は３センチしか伸びず、豆ダヌキの
ようにまん丸なまみおの笑顔が残った。
この一年間でまみおの心の中に、
「頼りになるのは自分だけ。
人を信じるのは馬鹿げたこと。
人とは関わらず距離を置くが一番」
という強烈な思いが残った。
この後遺症は、大学に入るまでの
６年間、しぶとく続いたのだった。
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この時のワタシの心の色も、真っ黒。
ひき続き、誰にも本音は見せぬ日々。
しかし卒業文集に描いた自画像の
自分は、真っ青なワンピースを着て
色とりどりの花束を持ち、口元に
ほほえみを浮かべていました。
いつかはこういう自分になりたいと
いう願いの表れだったのでしょうね。
また、卒業式で将来の夢を発表
するときは「女優」と言いました。
自分の思いをうまく口にできなくて
表情もぎこちない不器用な私でも、
女優だと他の人になれるから、
なりたい自分になれるのでは…
と感じてたのではと思います（＾＾）
また、文集には当初、
「女優になって親に電子レンジを
買ってあげたい」
と書いていたのですが、母が
「今でもレンジぐらい買えるわ、
そこまでビンボーちゃう！！
別荘に変えといて」
と言ってきたので、レンジの絵を
別荘に描きなおしたのも、味の
ある思い出ですね。
中学は、ひたすらガリベンの日々！！
～中学時代：北野高校を狙え！！～に
続きます☆どうぞオタノシミニ～（＾＾）＞