20代のときに買ってはじめて手に取ったときは、
辛気臭くて嫌だなと思い、途中で読むのをやめた。
ちっとも、ロマンティックじゃなかったから★

でも昨日ふと目にとまったので読んでみると、
今ならわかること、納得できることが多かった☆
最初からあとがきまで、一気に読んでしまった♪

10年の間に少しは成長できていたようで、
少しだけだが、ほっとした。

〔偽りの愛、真実の愛 概要〕

加藤諦三 著


・ささげられるだけが真実の愛か
・自分の都合だけでつくる愛
・無条件の愛を誰が受け入れてくれる
・憎しみに火をつけられた恋
・もし“君を幸福にしてやる”といわれたら
・理想ばかりを追い求めて
・劣等感から求めあった愛
・人間は矛盾する二つの欲望をもつ
・傷つきながら成長する愛
・人間の悲劇、限界を知ってこそ愛は始まる〔ほか〕

[要旨]
人は誰でも、完全な愛に出会いたい、と願うものである。
しかし、愛されたいと思っているうちは決して愛されない。
相手の立場を考えることができるようになって初めて、
真実の愛をつかむことができるのである。
―男女のさまざまな出会いと別れを例にあげながら、
愛することの尊さと厳しさを力強く説き明かす。
恋人、夫婦関係をよりよいものにするための、熱いメッセージ。