私「だめんずうおーかー」が好きで文庫を買っているんですが、
それを久々に読んでいると「負け犬にだけはなりたくない」
というセリフが出てきたので、そんな本があるのは知ってるけど、
一体どんなことが書いてあるんやろう…?と急に興味が湧き、本屋へ走る人

いそいそと本を買い込み、早速読んでみると面白くってあっというまに
読破!!本文・あとがき・林真理子氏の解説まで一気に読みきり、
「ワタシって本来、まぎれもない負け犬体質だよな」って思った叫び

何十年にもわたる将来設計なんて考えないし、イヤなことは耐えられないし、
ナチュラルストッキングなんて履かないし、JJではなくPHPを買うし…。
などなど、己を構成する要素に「勝ち犬」的なところはほぼ皆無だったんです。

実際、18才くらいから「結婚しなーい」と公言していたし。。

15才くらいまでは、「24才で花嫁になる♪」という予想図になってたはずが、
いつからかどこからか、「なんで女が男の苗字に変えんとアカンのか??」と
疑問を持つようになって、「結婚なんてしたら最後、しばられまくる~!!」
などと勝手に恐れおののき、彼氏にそれっぽいことをほのめかされたら、
その都度あいまいに笑ってゴマかし、他に楽しそうな人が現れて別れる。
そういう数年を過ごしてきました。
夫については、ドラムをたたく姿に激しくひとめぼれし、クリスマスデート
に誘って「ドラムの練習あるから」とすげなく振られ、それでも友達として
会い続けて一緒にいたらなんとなく、つきあっている風になってきた。
そのまま9年間ボヘーッとつきあい続け、彼の父の病がきっかけとなり、
「ほな、ケジメつけとこか」っていう感じで、結婚にいたったわけです。
ぜーんぜん、ロマンティックじゃないですねσ(^_^;) と、このように、
おそらく夫に出会っていなければ、負け犬一直線だったことは確実★
だから私の中には「負け犬マインド」が、今も変わらず存在しています。
友達もほとんどが未婚の子ですしね。そして、ワーキングウーマン。


でもただ1つ、負け犬の条件で自分にあてはまらないところがありました。
昔から「既婚者を本命にすること」だけは絶対にしなかった。なぜか。。


それはとてもとても単純な理由。「1番でないとイヤ」だから。
だっていくら甘い言葉をもらったって実際は妻っていう1番がいる。
その事実は動かしようがない。そんな男は「ずるい男」だとも思うし。
そんくらいなら、私が傷つくことまで正直に言ってしまう「ひどい男」
のほうがずーーーっとマシだし、本音でつきあえるじゃないですか。
それに、「結婚生活はどうでもいいけど、ウエディングドレスは着たいキラキラ
という希望を持っていたから。これも至極シンプルな理由でしょう。
女たるものやっぱり、キレイな自分を残しておきたいじゃないですか。

自分のことはさておいてまでも相手に尽くしてしまう優しく賢く、自立した
気のいい女性ほど、「負け犬率」が高いんですよね。もっとワガママで
わからずやになって、相手をぶん回してやったらエエねんグー

結婚や出産育児がすべてではないし、仕事も美容も趣味も大切!!
女のライフスタイルは実に、様々な色で満ち溢れています。
私はいつも、女性にはきれいであってほしいと願っています。
それは誰のためでもない、自分自身のためです。
「勝ち犬」も「負け犬」も自分に正直に、女性であるという喜びを
十二分に堪能しながら、愉快に美しく生きて参りましょう虹