初雪にしてはそこそこ積もった雪も、

ここ2,3日の暖かさでずいぶんと溶けました。ありがたいことです。

でも、また年末年始には雪マークが付いているので安心できません。

 

こんな不安定な天候の当地ですが、

それでも一部のメセン類がめげずに開花しています。

 

Namibia ponderosa H4432  MG1781.06

 

マイナーメセンの一つですが、肉厚なタイプなのでお好きな方も

いらっしゃるかもしれません。

花は薄ピンクで地味ですが、なんとなく味があります。

長らく2.5号鉢で締め作り(サボりです)していましたが、

今春植え替えてちょっと生き返ってきました。

秋にも開花していて、今回は2花目です。

一株しかないのでどうしようもありませんので、

機会があったらまた種子を入手して別株を育てたいです。

 

 

Argyroderma patense

 

こちらは玉型の人気種、アルギロ・パテンスです。

ドイツから苗を入手したもので、パステル色の花が可愛いです。

別株がもう一つあるのですが、そちらはよくある赤紫色です。

花のタイミングが合わず採種はできそうにありません・・・

 

 

 

今期播種したリトープスですが、

自家採種種子だと遠慮なくたくさん種を落としてしまい、

こんなにもりもりになってしまいました。

その上、今年はハウスを新しくして途中で置き場所が変わったので、

環境の変化に耐えられなくて腐れが広がってしまい大失敗です。

 

 

 

こんな感じで次々に腐っていくものがありました。

通風に気を付けて、殺菌剤をスプレーしたらひとまず止まったようですが、

今後も油断できません。

これだけ密集して生えていたら、病株の蔓延もあっという間ですので、

最近は保温を犠牲にして通風を優先しています。

なので、ちっとも大きくなりません・・・

 

 

 

最後にご紹介する一鉢は、

10年前にWebシャボテン誌の種子頒布企画で入手した種子を

10年目にしてようやく播種した結果です。

奈良の大名人でした故・岡本氏からの種子で、

冷蔵庫に入れっぱなしで播けずにいたものです。

一部を今期播種しましたが、思った以上にしっかりと生えました。

あんまり発芽率が良くないと思って厚播きにしちゃったので

これも蒸れが心配です。

ちゃんと親株まで育て上げたいものの上位です。

 

それにしても、これが全部育つと置き場所がないです。

でも、自分は栽培が下手なので、たくさんダメにすることが前提です。

きっと場所の問題もそれほどではなくなるかもしれません。

情けないけどねぇ~~( ノД`)シクシク…