ちょっと間が空きましたが、第2弾です。マイナーメセンの続きです。

撮影は年末ですがご容赦を!

 

Argyroderma testiculare  銀鈴 (右) 

  &  Ihlenfeldtia vanzylii (左)  BCSS2011

 

Argyroderma delaetii   金鈴(右)

  &  Glottiphyllum suave (Rooinek Pass)(左)  BCSS2011

 

まずは、アルギロデルマ2種とケイリドプシス改めイーレンフェルドティア、グロッチフィルムです。

いずれもBCSSの2011年配布種子をようやく播種したものです。

やはりグロッチは成長が早いですね。イーレンフェルドティアも、ケイリドと同じようなものなので、

こちらも早い方です。播種が遅かったのと腕の問題なのか、あんまり大きくなっていませんが。

アルギロは好きなのでいろいろ播いてみたいのですが、昨秋はとりあえずこれだけです。

ちょっと成長が遅れている感じなので、春の成長に期待です。

 

 

Aloinopsis luckhoffii (Boonstevlei) 天女裳  BCSS2011 

 

Gibbaeum esterhuyseniae  BCSS2011 

 

これらもBCSS種子です。長く眠らせてた割には、いろんなものがそれなりに発芽してくれて

ありがたいことです。

これらもちょっと苗が小さいですが、焦らずじっくり育てあげるつもりです。

後者のギバエウム・エスタホイゼニーはあんまり見かけない種類なので楽しみなものの

一つです(メサには売ってあります)。

 

 

Titanopsis calcarea 天女

 

有名な人気種、天女の自家採種種子なので良く生えています。

親株は、錦玉園さんから入手した株同士の交配です。

ちょっと播きすぎていっぱいいっぱいになっていますので、春には植え替え必須ですね。

この種は大好きなので、何本あってもいいかなって思っていましたが・・・

さすがにちょっと多すぎるなぁ。

小さい苗のうちはかなり強健で枯れることも少ないのですが、

大株になると通風よく育てないと蒸れで腐ることがあります。

とはいっても、決して難しい種類ではありません。

 

 

Diplosoma luckhoffii

 

Maughaniella(Diplosoma) luckhoffii MG1777(右)

  & Diplosoma retroversum MG1484(左) 

 

いずれもディプロゾマですが、上のルックホフィーは名人さんの採種種子をいただいたもので、

下の2種は2013年にメサガーデンから購入した種子の播き残しをようやく播種したものです。

古い割にはよく生えてくれました。

これらは難物のひとつに挙げられているので、頑張って育てあげてみたいです。

かなりの短命みたいなので、種子による更新は欠かせないでしょうから、

まずは開花サイズまで持って行って、自家採種できることが第一関門ですね。

ちなみに、下の実生苗の播種用土は、タキイ種苗の種まき培土を使っています。

コケが生えやすいこと、キノコバエ類の発生による食害にあいやすいことといった

欠点もありますが、使い方次第では良好な発芽・成長が期待できる用土と思っています。

今年、いくつか試しています。(以前のハオルシアの実生ではとても結果が良かったです)

 

 

Didymaotus lapidiformis (Beukesfontein)  MG1478.1 霊石

 

自分にとっては難物のひとつ、霊石です。

以前に、Webシャボテン誌さんの配布苗で入手した株があったのですが、2年くらいで

ダメにしてしまいました。姿も素晴らしいのですが、なによりも花が大輪で美しいです。

何とか作りあげたいメセンの筆頭候補です。

2013年にメサから入手していましたが、怖くてなかなか播種できずにいました。

もう一袋別ナンバーのものがありますが、まだ播いていません。

また、2018年にも2種類入手していますので、来期以降にとってあります。

ロビ男さんが非常に上手に育てておられます。自分も見習いたいです・・・

 

 

ちょっと長くなったけど、もう少し。

 

Fenestraria rhopalophylla 'Fireworth'

 

この種も大好きなものの一つで、ブロ友さんからのいただき物です(ありがとうございます!)

腕の未熟さか、播種が遅すぎたのか、あんまり大きくなっていません。

もともと強健な種なので、じっくり育てるとよいかと思いますが、

ちょっと貧弱すぎて申し訳ないかなぁ・・・

このファイヤーワースは短胴タイプで花も美しいので、楽しみです!

 

 

Dintetanthus vanzylii MSG2773 綾耀玉

 

Dinteranthus puberulus  妖玉

  

ディンテランサスも魅力的なメセンです。

中でも南蛮玉と上の綾耀玉が人気種ですが、いずれの種も超微細な種子からの

育成なので、結構大変です。

上の綾耀玉はMSGの2013年の配布種子だったと思いますが、よく生えていますね。

下の妖玉は、グランカクタスさんから購入した親苗からの自家採種種子です。

どちらもちっちゃくて不安だらけですが、親株までに最低でも2株は生き残ってほしいです。

もちろん、次の親株として自家採種したいのです。

 

だいたいこれでマイナーメセンは最後かな?

ん、もう一つ撮ってあった。

 

Dinteranthus vanzylii 'Emerald' MSG2977 綾耀玉エメラルド

 

これまたMSGの配布種子です。これも随分前ですなぁ。。。

エメラルドになってくれるかどうかわかりませんし、なによりも

こんなに小さい苗がちゃんと育ってくれるかどうか不安ですが、

頑張りますね。そして、自家採種して次の世代を!

(エメラルドは採種にコツがいるそうですが・・・)

 

 

ということで、チビ苗ばかりたくさん掲載しちゃいましたが、

マイナーメセンはだいたいこれくらいです。あとは調子の悪いものか、

播いたけど発芽しなかったものです。

そうはいっても、これだけでも結構あるなぁ。

ちゃんと育てられるのならば、場所の問題が・・・・・・・

 

それでは、次回はコノフィツム実生のご紹介としましょうか。

お粗末様でした。