何故に退院延期?息子の嘆きと私の我流考察 |  愛 編む ナッツ

 愛 編む ナッツ

 2022/11/10日生まれ
 サイベリアン ネヴァマスカレードの女の子
 にぃにとママとの三人暮らし
 にぃには現在すい臓がんと闘っています
 にぃにを守って愛をいっぱい編みこんだ日々を
 過ごしたいにゃぁ

梅雨真っ盛りの今日この頃

昨日も雨の合間をぬって息子が届けて欲しいと

言って来た物を届けに行きました

 

そーーっと病室に入ると

息子PCの前で何やらしております

何をしているのかと思ったら

 

オンライン会議に参加中

 

入院中と言うのにご苦労様です

 

わずか15分の面会なので

余り話はできなかったのですが

元気そうな息子の様子をみて

安心できました

 

🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾

 

息子、ガン相談センターに

入院してから挨拶に行ったそうです

色々相談したりする気になってくれた

これは私にとっては朗報です


抗がん剤に詳しいO看護師さんが

対応して下さったそうで

副作用の事で気にかかる事を質問したそうです

 

O看護師さんがおっしゃるには

1度目の副作用の出方でその後の

副作用の出方は大体わかるそうで

同じようなパターンの副作用が来ることが

多いと説明を受けたそうです

 

また副作用が覚悟していたより軽い息子は

副作用の強弱と薬の効果の出方に

因果関係はあるんですか?と質問すると

それは関係ないと回答して下さったそうです

 

息子の副作用ですが

足の裏に既に色素沈着は始まっています

でも、お食事は毎食綺麗に完食

嘔吐もせず、3日目の朝には身体に感じる

副作用は消えてしまったそうです

 

O看護師さんからは

イリノテカンの治療をしている患者さんには

とても見えないと笑われたそうです

 

どうか副作用は軽く

効果は絶大であることを祈るだけです

 

🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾

 

今日、4人部屋の同室の患者さん

皆さん同じ時期に入院し同じく抗がん剤治療を

受けているのですが、その方達は退院日決定

息子だけが退院日未定だと言う事に

俺だけなんで退院できないのと愚痴ってきました

 

元々入院時に頂いた入院計画書は1週間

なので1週間で退院できそうと予想していた息子

朝の回診時に主治医に確認しますと

「その入院計画書の事は忘れてね」

とにっこり笑って言われたらしい

 

「なんでにぃにさんまだいるの?」

「なんでだろ?退院延期になっちゃったね~」

と看護師さんには不思議がられると言う状態

 

俺だけ2週間?下手したら1ヶ月入院かな?

なんでだろ~と頭をひねったそうです

 

そして導き出した息子流解釈

血液検査の結果も白血球の数は次回検査時に

少し下がるだろうけど特に問題ないと言われた

副作用も全然問題ない

なのに僕だけ入院が長いと言う事は

 

先生は僕の経過観察しっかりしたいんだ

恐らく僕の年代の若い膵臓癌患者は少ないんだ

だから慎重に事を進めているんだろう

僕はモルモットじゃないけれど

先生にすれば、珍しいだけにきっちりデータ

とりたいんだろうな

 

んん、確かにそうかもしれないね

先生にとっては目の離せないしっかり診たい

そう思っている患者でもあるのかもよ

 

去年手術して退院迄40日も入院したけど

入院中合併症もなく(コロナ感染騒ぎはあったけど)

退院して来た時は大きな手術を受けた人間とは

思えないほど元気になって帰って来た

 

退院後も起こしやすいから気をつけてと

言われていた胆管炎を起こすこともなく

再発を告げられた時も自覚症状が全くなかった

自分で自分の身体の中にガンがあるなんて

信じられないと言っていたほどだったんだよ

 

PET検査で再発転移疑いなしと出ても

念には念を入れて再度検査をした先生だよ

 

丸山ワクチンの事だって頭から否定しなかった

最初は標準治療で始めましょう

でも、使いたいと思った時は言ってください

僕から言うわけにはいきませんので

言って下さればその時は承諾書を

書きますと快く言って下さった

 

今までも依頼されたことがあると仰ってたから

使った患者の状態も見てきているはず

もしかすると、まったく効果がないとは

言い切れないと思っているのかもしれないよ

慎重かつ思いやりのある先生だよ

と私の考えを伝えました

 

僕も信頼はしてる

この先生が主治医で良かったと思ってる

そういう息子でした

 

確かに1ヶ月は正直長いよね~

でも何事も主治医の言う通りになさいませ


 

息子の話を聞いているとなんとなくですが

先生は今までの経験だけに頼らず

この患者は若い

だから今までの経験に沿った治療が

最適とは言えないかもしれない

この患者を助けるために

怪しい事は絶対見落とさないぞという

医師としての執念みたいなものを感じました

 

本当にありがたい事だと思います

 

 

血液検査(覚書) 

    

           6/27  7/01

WBC(白血球)    5890→ 5270

Mono(単球)        8.1→2.1  

 Lymph (リンパ球)   16.2→11.6

 Neutro(好中球)     60.8→86.3 

 

Monoは白血球の一種の単球で

抗がん剤に対する反応が早く出るそうです

(中には0になってしまう方もいるそうです)

かなり数値が下がっていますので連動して

白血球も数日後に下がると考えられるそうです

どこまで下がるか心配ですが

休薬期間中の回復力も気になります

スキップせずに100%投与で

治療を続けられると良いのですが

結果次第ではどうなるか分かりませんね

 

先生も休薬期間中の血液の回復力等も

見極めたいのではないかなと思います

 

 

 

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