大失恋ストーリー105(ココロとカラダ)
彼が久しぶりに私の家に泊まった日から
彼は急に毎晩私の家に来るようになった…
仕事が終わったら電話をくれて
私の家に次の日の着替えを持って私の家に来て
晩ごはんを食べて泊まる。
こんな日々がしばらくの間続いたんよ。
当時の私と彼との関係ではこんなお泊りが続くなんて
絶望的な雰囲気やったのに
それがビックリなことに続いてくれたんよね…
って言うても2週間くらいやったけど…
その間、彼は毎晩のように私を抱いた…
一緒にお布団に入るとすぐに私に抱きついてきたり
キスしてきたりして…そのまま…ね
私も彼に求められるままに体を許したんよ…
だって彼に抱かれてる間って
メチャメチャ幸せな気分になれるし
彼に愛されているんやなっていう錯覚(?)にも浸れたからね…
けどそのときの私はもう知ってたんよね…
ココロとカラダは別やってこと…
彼とカラダはつながっていても
もうココロはつながってへんみたい…
それでもこうして何度も何度も
彼とカラダをつなぎ続けていれば
いつかまたココロもつながる日が来るかもしれん…
私はそんな小さな可能性に必死ですがるような
ダメな女になり下がっとったんよ…
続く…