2006年09月08日(金) 07時00分00秒

大失恋ストーリー65(ケチャップスパゲッティ)

テーマ:★大失恋ストーリー
ケチャップスパゲッティ(大失恋ストーリー)

いつだったか…彼氏が家に来てるとき急にお腹すいたって言いだしたから

作ってあげたことがあったんよ。

あのね、『パスタ』って呼べるようなオシャレなもんではないでっせ…

ご飯を炊くのがめんどくさかったからスパゲッティ茹でて

ありあわせのものをサッサ~と炒めてケチャップで味付けしただけの

超手抜き&超簡単なものやってん。




彼がそれを食べたときに

「これは何て言うパスタなん?」とか聞いてきたもんやから

「ケチャップスパゲッティよ!」って即答してやったわ。

私はこんなときにサラッとオシャレなパスタを作れるような女じゃないねん。

飾り気もない、工夫のかけらもないケチャップスパゲティやったけど

彼はそれを妙に気に入ってくれたみたいなんね。




蛍を見た帰り道の車の中で私は彼に

蛍にメッチャ感動したから何かお礼をしたいって言うてみたら

「じゃぁ マミたんのケチャップスパゲティ食べたい」って言われてん。

へ?そんなものでえぇのんか!?!?まぁえぇけど…。




彼は決めたらすぐの性格やからか

その日から数日後の週末の夜に私の家に

ケチャップスパゲティを食べにくることになってん。




久しぶりに彼が家に来る…そう思うただけでうれしかった。

私は朝からワクワクしてたまらんかった。

前に作ったときはほんまに考えナシに適当に作ったんやけど

せっかく彼が食べに来てくれるんやから!

めちゃくちゃおいしいケチャップスパゲッティにせんとアカンわ!




ほんまならば…彼が家に来てくれることが

こんなにうれしかったりウキウキしとったりワクワクしとったりするのは

彼には分からんようにしといてオトナな女を演じつつ、

ケチャップスパゲティも前作ったときみたいに

適当な感じで余裕カマしながら振舞いたかったんやけど…




あまりのウキウキに なんか気合いが入りすぎてしまって

彼が来る時間の1時間以上前に

ケチャップスパゲッティが出来上がってしもぉたわ…。

彼はこんな私が作ったケチャップスパゲッティ

喜んで食べてくれるやろか…


続く…




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2006年09月07日(木) 07時00分00秒

大失恋ストーリー64(忘れられんプレゼント)

テーマ:★大失恋ストーリー
忘れられんプレゼント(大失恋ストーリー)
車を停めて、黙って車から降りて歩いて行く彼に

ビビリマックスでついてく私。

そして真っ暗な道を歩いたら…

目の前いっぱいのホタル!!!!!!!!!




正直ビックリしたっ!めちゃめちゃビックリしたっ!

こんなにたくさんのホタルを見たことなかったのもそうやけど、

彼がこんなステキなとこに連れてきてくれたことに驚いたんよ!




「ここは俺が見つけた誰にも教えてない特別な場所なんよ。

仕事が忙しくてなかなか連れてこれんかったけど、

お前をどうしてもここに連れてきてやりたくて・・・

ホタル・・・まだおってくれてよかった・・・」




彼は目がキラキラになっとる私にそっと言うてん・・・

私は感動しすぎて大泣きしてもぉたわ…

自分でもビックリするくらいめっちゃ号泣した・・・




毎日毎日仕事を忙しくしながらも

彼は彼なりにこのホタルがいてくれるうちに私に見せてやろうと

必死で考えてくれとってんやなぁ…

次の日も朝早くから仕事あるのに…連れてきてくれてほんまありがとう…




川のせせらぎと、いろんな虫の声・・・

そして私の鼻水すする音しか聞こえないそんな静かな山奥で

ありえへんくらいの数のホタルが音もなく飛び交う中

彼は私の頭ポンポンしながら黙っとった…




こんなにステキでかけがえのない蛍の光と彼のあたたかい気持ち。

どんなに高価なプレゼントもこれには勝たれへんわ。

そして二度と手に入れることはでけへんのやろなぁ…

そんな忘れられんプレゼントをあの人は私にくれたんよ。


続く…
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2006年09月06日(水) 07時00分00秒

大失恋ストーリー63(深夜の呼び出し)

テーマ:★大失恋ストーリー
深夜の呼び出し(大失恋ストーリー)
彼氏に会いたい思うても

彼氏の時間の余裕できるのを待つのみ。

好きやから、しょうがない。

好きでおってくれてるからそれでいい。




ある平日の日の夜中、私はいつものように

一人で自宅のアパートでお風呂入って

ダラ~っとテレビ見ながらタバコ吸ってボケボケしとってん。

そこに彼氏からの電話が鳴った。




「今、お前の家の前に車停めて待ってるから今すぐ下りて来い!」

え?家の前におるん?いっつも突然すぎやわ…

「ちょっと待って!すっぴんやから・・・」言うてんけど

彼はそんなの待ってくれる様子ではなく

「すっぴんで部屋着のまんまでえぇから今すぐ来い!」と・・・

言われるがままにそのまんま彼氏の車に乗ったら

彼氏は速攻車を走らせて、知らん山に向かって行ってん。




久しぶりに会うたと言うのに車の中では会話も少なく

彼はなんだかムチャクチャ急いでる感じやった…。

車はいつもよりスピードが速く、どんどん山奥へと向かい

超山間の真っ暗な川沿いの草が生い茂るデコボコ道を走る・・・

こんな道絶対誰も知らんよ?ここ絶対誰も来ぉへんよ?

車は小さく狭くなった川沿いの細いデコボコ道が

もうここで行き止まりですってとこまで走って停まった。




もしかして私はこのまま山に捨てられるんやろか…

本気でそう思うてまぅくらいの真っ暗な山の中、無言の彼…


続く…
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2006年09月05日(火) 07時00分00秒

大失恋ストーリー62(待つということ)

テーマ:★大失恋ストーリー
待つということ(大失恋ストーリー)


人を待たせるよりは自分が人を待つ方が好きやし気が楽やと思うてる。

けどね、これだけはものすごく苦手ですねん…

『いつになるのか分からないものを待つこと』

例えば人と待ち合わせしてて、

待ち合わせの時間が過ぎても何の連絡もないまま10分待たされるくらいなら

直前に「3時間遅れる」って言われた方がなんぼかマシですねん。




自分が待つのならばどれくらい待つことになるのかを

あらかじめ知っておきたいんですわぁ…

そうじゃないとあれこれ心配してしまうし

待ってる側としてはなんだか手持ち無沙汰になりますやん。




けどね、彼と前のように会えるのがいつになるのかを待つことは

私が一番苦手な『いつになるのか分からないものを待つこと』やってん。

これを待つのはほんまにしんどくてたまらんかった…。

特に自分は一人ぽっちで何もすることがなかったしね…。




仕事が忙しいって言うてるけど、それっていつまで続くん?

いったいいつになったら会えるん?

だいたいでもえぇから教えてや!こっちは楽しみに待ってるわけやし!

私はいつになるのか分からんものを待つのは苦手なんやわぁっ!!!

そう彼に言うてやりたいと何べんも思うたわ。




けどね、ふと自分も就職活動をしよって内定をもらうまでの間は

彼にも同じように『いつになるのか分からないもの』を

待ってもろぉてたことに気付いてん。

彼は私に何も言わずに応援しながら待ってくれた。

きっと彼やって待つのはしんどかったやろうに…




ものすごく苦手なんやけど、めっちゃしんどくてたまらんのやけど、

私も彼が私にそうしてくれたように黙って彼を待つことにしてん。

彼は中途半端で投げ出してしまうような人ではないし

いつになるか分からんけども、いつかきっと会える日が来るわ。




いつになるのかを待つのは苦手やし大嫌い。

けど、それよりも彼のことを好きで信じてる気持ちの方が勝ってたんやね。

ただ真っ直ぐに彼を信じて…彼の気持ちを信じて…




ここから私はひたすら彼を待ち続けることになる。

彼の私へ気持ちがなくなってしまっても…


続く…


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