辻村深月さんの
本屋大賞受賞後の第一作で、
4編の短編集です。

ナベちゃんのヨメ

パッとしない子

ママ・はは

早穂とゆかり

大学時代のコーラス部の男友達と、女子

国民的アイドルになった男性と、女教師

真面目で倹約家の母と娘

塾経営者として、マスコミにも引っ張りだこの女性と、地方の出版社に勤める女性との小学校時代の関係

どちらの気持ちに共感できるかは、
その人次第です。

お互いに、記憶していることが違ったり、
何気ない言葉や態度が
相手を深く傷つけて、恨まれていたり…

「私、そんなに悪いことをした?」という言葉が、わからなくもないなぁ。