ライフ・ファシリテーター

Mami Grace(マミ グレイス)です。

ブログにお越しいただき、

ありがとうございます。

 

前回は、

「上司の指示どおりに仕事をしているのに、

しょっちゅうやり直しさせられたり、

何を聞いているんだ!と叱られる」

というお悩みでした。

 

「私、嫌われているかも。」と悩む前に、

「聴く力のチェック」

をお試しいただきましたが、

思い当たるところはありましたか?

 

人間関係を好転させるコミュニケーションは、

実は、

「聴く力」

によるところが大きいのです。

 

では、どうしたら

「聴く力」を

つけることができるでしょうか。

 

 

 

前回、

上司から、指示と違うと言われるのはなぜ(1)聴く力では、

 

「聞く」 と 「聴く」、

2つの漢字を使っています。

 

この2つの漢字が表す

動作は同じですが、

ことばの受け止め方に

違いがあります。

 

「聞く」

には、自然に聞こえてくる、

聞き流すこともできる、

受動的な姿勢というニュアンス。

 

「聴く」

には、心を傾け、

意識を集中する能動的な姿勢、

というニュアンスがあります。

 

貴女は、

人の話を「聞いて」いますか。

それとも、

「聴いて」いるでしょうか。

 

お悩みの上司の方も、

嫌いで意地悪しているのではなく、

聴き方に、

行き違いがあるのかもしれません。

 

そんな行き違いをなくすために、

 

・(関心を持って)

集中して、素直に聴きましょう。

 

・(言葉にならない)

込められた思いや意図を

汲み取ろうとしましょう。

 

・(予断を持たずに)

よくわからないところは、

質問をして確認しましょう。

 

そして、そこに、

ビジネスマインドをちょっとプラス。

 

・要点をメモして、

記憶を記録にする。

 

・報告期限を確認し、

仕上がりイメージを共有する。

 

・60%くらい仕上がったら、

経過報告をする。

 

こんな「聴き上手女子」がいたら、

信頼して、

重要な仕事をどんどん任せたい、

と思いませんか?

 

コミュニケーションは双方向。

「伝えるちから」、

「聴くちから」、

両方が相まって

気持ちが通じ合うものです。

 

コミュニケーションを上手にしたい、

と思うとき、

つい、

「伝える」方に目を向けがちですが、

 

部下力や女子力アップを目指す方は、

まずは「聴く」

を意識してみましょう。

きっと、

人と気持ちよく関わることができるようになりますよ。