ライフ・ファシリテーター

Mami Grace(マミ グレイス)です。

ブログにお越しいただき、

ありがとうございます。

 

今まで、ご相談を受けた中で、

 

「若手のAさんが

照会文書への回答の担当ですが、

締切に遅れたり、

内容が不備だったりして、

度々上司に注意されます。

 

先日も、照会元の課から、

回答が来なくて困っている・・・と、

催促を受け、

締切を伸ばしてもらいました。

どうアドバイスしたらいいのでしょう。」

 

と困っている方がいらっしゃいました。

 

確かに、

一生けんめいやっている姿を見ていると、

なかなか、

指導するタイミングがつかめないことがあります。

 

 

まずは、

任された仕事を、

自分できちんと調べて回答しよう、

という、

若手Aさんの取り組み姿勢、

いいですね。

 

その点を認めたうえで、

まずは、この機会に、

Aさんの考えていることを、

きちんと聞くことを

おすすめしました。

 

 

Aさんは、

自分に任された仕事だから、

自分がしなければ。

まだ納得いかないので、

もう少し調べよう。

 

と思いながら、

ついつい遅れてしまったそうです。

 

「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」を

すべきなのはわかっていたのですが・・・

と反省していました。

 

それを聞いた先輩も、

私も任せっぱなしだったかもしれないわ、

積極的に声がけすればよかったのかしら・・・と、

ご自分の姿勢を振り返っていらっしゃいました。

 

率直に話ができてよかったですね!

 

そんなふうに話せたときは、

いい機会ですから、

組織の一員として、

働くことのグランドルールを

お互いに確認しあってみませんか。

 


 

まずは、

自分の勝手な思い込みで仕事をしないこと。

 

仕事に期限はつきものです。

どんなに頑張ったとしても、

締切りに間に合わなければ、

無駄に終わってしまいます。

 

その上、

自分の所属している組織にも、

照会元の組織にも

迷惑がかかることになります。

 

Aさんの仕事に対する、

信用に関わる重要なところですから、

きちんとおさえておきたいですね。

 

「仕事は組織で行っている」ことを、

しっかりと確認します。

 

「私の仕事」という自覚は大切ですが、

一人で抱え込むこととは違います。

誰もが問い合わせに答えられるように、

情報を共有したり、

処理経過を見える化して、

「組織の仕事」にしておくことが大切です。

 

Aさんは一人で仕事をしているのではなく、

チーム(組織)の一員なんだよ!と、

励ますのもいいですね。

 

 

そして、

Aさんの困りごとに合わせて、

締切りの管理のしかたや

調べかたなど、

ちょっとしたコツを

伝授して差し上げては?

 

貴女が培ってきた、

公務女子のノウハウが、

組織全体の能率アップや

働き方改革に繫がっていくかもしれません。

 

そして、最後の締めくくり。

先輩として、

期限に遅れた回答を、

相手方へ一緒に提出しに行きましょう。

 

迷惑をかけた相手先へのフォローが

大切であることを体験し、

先輩の人脈や挨拶のしかたを、

直接学ぶ機会にもなります。

 

貴女の、

後輩への思いから始まって、

こんなふうに仕事が繋がっていく。

 

実感させていただいた、

若手Aさんに感謝ですね。

 

 

今回は、

先輩女子の目線で、

若手職員Aさんへのアドバイス

というかたちで書いてみました。

 

でも、

若手Aさんは、

わかっていたのに、

どうして、

報告・連絡・相談(ほう・れん・そう)

ができなかったのでしょう?

 

続きはまた、次回に。