働く女性のためのライフ・ファシリテーター、

Mami Grace(マミ グレイス)です。

ブログにお越しいただき、

ありがとうございます。

 

皆さまは、ご自身の「キャリア」について、

どう捉えていらっしゃいますか?

 

公務員が「キャリア」と聞いて、

最初にイメージするのは、

国家公務員採用総合職試験(旧Ⅰ種試験)合格者、

いわゆる「キャリア組」のことや

「バリキャリ」と言われる

仕事のできる人のことでしょうか。

 

普通の公務女子にはあまり関係ないわ、

と思っていらっしゃる方も多いかもしれません。

 

でも、ちょっと待って!

 

この「キャリア」という言葉は、

「仕事をがっちりやって出世する」

ことだけを指してはいません。

 

もっと幅広い、

生き方そのものを表しているのです。

 

人生100年時代を生きる公務女子は、

これからの「キャリア」を

意識するかしないかで、

人生が大きく変わる、

と言っても過言ではありません。

 

これから何回かに分けて、

未来に向けたキャリアの意味や、

考え方について

ご紹介していきたいと思います。

 

 

「人生100年時代」

 

この言葉は、

今やCMでもよく出てきますので、

何かのキャッチフレーズかな?

と捉えている方が多いかもしれません。

 

これは、

リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著

「LIFE SHIFT」

の中で使われていた言葉で、

日本では、

ほぼ同時期に

小泉進次郎衆議院議員が使ったことで、

広く普及したと言われています。

 

著者は、その本の中で、

「2107年には、

先進国の半数以上が100歳より長生きする」

と語っています。

 

遠い未来のことのようですが、

言い換えると、

いま小学校6年生の子どもの半数は、

100歳を超えて生きる

ということです。

 

ここで大切なのは、

健康で若々しく生きる時間が長くなる、

ということ。

 

これまでは、

80年寿命をベースとして、

20年学び、

40年働き、

20年休む、

といった3ステージの人生が普通でした。

 

でも、

健康寿命が長くなれば、

70代、80代でも、

働くことが当たり前になってきます。

 

そして、

仕事のステージの長期化に伴い、

これまでの公務員のような

「この道一筋」だけでなく、

いくつかの職業を経験したり、

仕事をしてから、

改めて学びなおしたり、

ステージの移行を多く経験する、

マルチステージの人生になってきます。

 

今や転職は

民間企業では当たり前、

公務員でも珍しくありません。

起業や副業を推奨する企業も増えています。

 

人生の可能性や選択肢が、

より多彩に広がっていく時代とも言えるでしょう。

 

次回は、

そんなマルチステージを歩む

「人生100年時代」で

重要になってくることについて

ご紹介したいと思います。