働く女性のためのライフ・ファシリテーター

Mami Grace(マミ グレイス)です。

ブログにお越しいただき、

ありがとうございます。

 

今まで、ご相談を受けた中に、

「私なんて」

「とんでもない」

「そんなに期待されても」

という謙遜の言葉が、

口癖になっている方がいらっしゃいました。

 

 

公務職場、

特に市町村役場では、

お客さまや同僚との関係性も、

比較的濃いめであることが多いもの。

 

そんな中で、

「謙遜のスタンス」は、

波風立てないための

処世術の一つかもしれません。

 

「謙遜」の意味を調べてみますと、

「(自分の価値や能力を低めに評価し)

控えめな態度でふるまうこと」

 

自分の評価を控えめとするふるまいは、

好感を持たれる方も多いことでしょう。

 

でも、

それがいつしか、

貴女そのものを貶める

「卑下」に変わってしまうことがあります。

 

例えば貴女は、

どなたかに「お上手ですね」と褒められたとき、

何とお答えになっていますか?

 

A 「それほどでも・・」と微笑んで軽く流す。

 

B 「いえいえ、とんでもない、私なんて・・

××もできませんし、△△もダメで・・・」

と、反射的に、全力で否定している。

 

いかがでしょう?

 

Aとお答えの方は、

謙遜が身についていらっしゃいますね。

 

これに、

「お褒めいただき、

ありがとうございます。」

と付け加えると、

褒めてくださった方も、

貴女も、

嬉しい気持ちになりますね。

 

Bとお答えの方は、

ご自分の価値を控えめにする、

「謙遜」というよりも、

自分そのものを貶める

「卑下」になってしまっているように感じます。

 

せっかく褒めてくださったのに、

全力でダメなところを披露されては、

戸惑うばかり。

 

なにより、

褒めていただいた方の気持ちを受け取れていませんから、

お互いに、

気まずい雰囲気だけが残ります。

 

とてももったいないことですね!

 

ご相談の「私なんて」とおっしゃる方は、

素敵な女性で、

多くのポテンシャルをお持ちの方でした。

 

ですが、ご自分を、

「何もできない、

非常に低い価値しか持っていない」

と思いこんでいらしたのです。

 

実は私にも、

長年の

「私なんて」癖がありました。。。

 

少しお話が長くなりましたので、

そのお話は、

また、次回にさせていただきますね。