ブログ更新だいぶ空いてしまいました。

続きです。





養子縁組の話も流れ、ペットロス。


急に湧き出すように出てくる感情を制御出来ずに

掃除機かけながら泣いて

ぼーっとしながら泣いて

ごはん作りながら泣いて

これでもかと涙が溢れてくる。


妹から赤ちゃん用品譲り受けて何もなかった部屋が

こども部屋に変身していた


養子縁組の話、実母側、私達ともにすでに署名も済み、あとは委託だけの状態で出産予定の病院とも退院までどうするかを話し合う段階だった。

名前もつけてほしいと言われ、

夫と姓名判断みたりしながら話し合ったりして、、、

とにかく無事に生まれてくれること。母体の安全も願っていた。


実親が育てると言ったら本人が覆さない限り変わることがない。里親という立場のどうしようもない無力感。

会ったこともない、どこに住んでいるかも分からない人のこどもを家に迎えたいと決心した私達はなんだったのか。

実親の元で育つことが幸せだと思っているが、気持ちと裏腹にフツフツとした思いもあった。


やっぱり私はお母さんになる資格がないのか。

「産めない」ということを再認識させられて

生きた心地がしなかった。


10日ほど経った朝に児相から連絡があり、

「ベビーのことて話がある」

取り急ぎ会って話がしたいので、今から行ってよいか

と言われた。

ダンナちゃんが昼から出勤だと話すと高速をとばしてすぐに来てくれて

急な話だが、2日前に産まれた子の養子縁組を目的とした里親になってほしいと言われたのだった。




モルモットさんの体調が少しずつ回復して、

養子縁組の話も進んで、

少しずつうまく回ってきてる感じがしていたのに、

急にモルモットさんが朝に亡くなった。


涙が出て出て止まらなかった。

小さな箱に入れて、

大好きな人参葉でいっぱいにして

牧草、セロリ、人参。

いつ起きてもすぐに好きなものが食べられるようにした。

その日は夕方に児相の方が来る予定になっていたので

出来るだけ平静を装うようにした。

ダンナちゃんも帰ってきて、

一緒にモルモットさんを撫でて

「ありがとう」とお礼を言った。


それから間もなく児相の方が来られて、

実母が育てたい意志を病院側に伝えてきていたことが判明したと伝えられた。

児相職員の方も、実親の気持ちが当初かなり頑なだったこともありその可能性は低いと考えていただけに

申し訳なさそうにされていた。


私はダブルのショックを受けて頭が停止してしまっていたが、実親がそう思うことは普通のことだし、

育てられる環境を整えられるならそれが一番良いと思った。

あまりのショックからか涙も出ず、児相職員が帰られた後も放心状態が続いていた。

うちには独身時代から一緒に暮らしているモルモットさんがいる。

家の近くにあるホームセンターで病気のため里子に出されていたところを譲り受けた。

初めてのモルモットさん。




当時、仕事やプライベートで問題を抱えていて落ち込んだりすることが多かったが生活の中心がモルモットになり生活に張りが出て、、、

なんだろう。不運に感じていた毎日をガラリと変えてくれた幸運のモルモットさん!と言う感じ。


その後出逢ったダンナちゃんもモルモットさん中心になってくれた。

ウェディングケーキにもモルモットが乗ってた笑



そんなモルモットさんが秋ごろから体重減少。12月に入り下半身麻痺になった。

毎日、横に一緒に寝て体位変換。
今、考えると夜中に起きる練習をさせてくれた気がする。
激減した体重だったけど、少しずつ回復して食欲も旺盛。
大丈夫。生きてくれる。
そう安心した矢先だった。