唐十郎の作品は不条理で、荒唐無稽で、それでいて常に真実を語っている…ような気がする。
こうもどうしようもない人々の物語は、今の必要なものしか必要でない時代にこそ必要で、大きな意味を孕んでいる…と思う。
なんていったけど、大きいストーリとかそういう難しいことは抜きにして、シンプルにやり取りが面白い。熱量がただただ楽しい。伊藤泰三さんと髭だるマンさんの会話だけで一生見てられる。そんな祭りみたいなザ・テント芝居といった作品です。
さて、豆企画は、実は前回公演から関わっており、6年前の右も左も分からない大学1回生のときに音響オペで携わっている。
これが大学生になってから初めて関わった演劇作品であった(はず)で、吉田寮と初めて出逢った公演であった(はず)。
それから安住の地に入って、役者をしたり、脚本を書いたりして今に至ります。
その私にとっての演劇の始まりの地の吉田寮で、そして始まりの豆企画で、またこうして演劇ができるというのはとても幸せだなあと思いながら、日々稽古を重ねて、走り回ったり、飛び回ったり、そのまま帰ってこなくなったりしています。
爆発するエネルギーを、ただそこに漠然と必然的に存在する吉田寮に浴びに来てください。
お待ちしております。
写真は前回の豆企画公演の集合写真。(武田は後方ど真ん中。)
