普通級の壁は高い


境界知能やASDで来年度の就学に悩んでる方に参考になればと思いうちのさくたろうの例を少し



さくたろうはIQ80台前半の境界知能

人との関わり方がヘタクソなアスペルガー

多動他害自傷なし

身辺自立は保育園の頃に完了

年長さん時点で平仮名や数字はマスター

ちょうちょ結びと安全ピンは入学後慌ててマスター(一学期のうちに習得)



こんなさくたろうですが

というか

IQ80あっても

普通級は難易度高いです

(IQ80が高いと主張しているわけではありません。境界知能や軽度知的くらいなら普通級いけるんじゃ?と考えてらっしゃる方がいたのでそんなに甘くはないんですよと伝えたかった)



なので

字が書けるから

座っていられるから

そういう理由で就学判定を蹴るとお子さんが苦労するのでは?と感じます



入学前は支援学級を選択する事の葛藤も多少ありました、でも今は判定通り情緒支援学級を選択して心から良かったと思っています(むしろ入学してすぐ思いました)




現在のさくたろう

情緒支援学級在籍4年生

国語算数自立活動のみ支援学級

あとは協力学級で過ごしています

勉強はなんとかついていっていますが

抜け落ちているところもあると思います

2年生で習うデシリットル

3年で習う3桁の掛け算など

忘れていないか定期的に解かせています



判定が親の理想と違う

この子はもっと出来る

そう思うかもしれない


でも相手はプロなんですよね

たくさんの子供たちを見てきてる

やっぱね

プロの目は間違いない


わたしも思いました少し

うちの子が情緒支援学級?

いつ判定してくれたのだろう?

もしかして調子悪い日だったりしない?

まぁ一晩泣いて吹っ切れて現実見ましたがw



無理に判定外の場所に通わせて

大変なのはお子さんと現場です

先生も大変

クラスメイトも大変


「うちの子のために本気で悩んで決めた進路に他人が口出すな」と仰られてもその選択のせいで大変な学校生活を送っている生徒もいるんだと、少しは考えた方がいい


親の選択に学校が強く言えないからって、自分や自分の子さえ良ければという考えは身勝手極まりないと思う



「ゴリ押しいけるんだ!」

「判定なんて無視して大丈夫」

みたいは悪しき前例はいらない



今年度さくたろうのクラスは本当に大変だったから、先生もクラスメイトも保護者もほんとに大変だったから、こんな思いをする生徒がこれ以上増えないようにと切に願います



ゴリ押し親の選択のせいで

ろくに学べなかった子達がいる

ろくに学べなかった期間がある

取り返すのは簡単じゃない



この事実は消えないんです

支援を求めて皆さん覚悟を持って支援学級を選択したんです

乱された側だから強く言いたい

教育現場を乱すようなことはやめて欲しい