おっ!今回は、割と早い更新ですね!!(;^ω^)

珍しい・・・(;´∀`)


今回も、ぜひ記録に残しておきたいイベントがありましたので、帰ってきてそのまま書きなぐっておこうと思います(*´▽`*)

やっぱり、熱量の冷めないうちに記録に残しておくことって、すごく大事なことだな・・と先日思いました。

(えつこさん、リスペクト(∩´∀`)∩


さて、表題の「居住地校交流」とはなんぞや??

momoは、ご存じの通り、この地域に唯一の特別支援学校に通っています。

設備の整った学校、広い敷地、特別支援教育免許を持った教員、この学校に通えていることは、本当にありがたいと思っています(*'ω'*)

家ではなかなか手の回らないところまで、本当に細かくみてくださっています。


でも、momoの暮らすこの地域で、momoのことを知ってくれている人は、どれだけいるのだろう・・・。

わたしの性格的に、あまり近所付き合いって深くしておりません。

別にしたくない訳ではありません。でも、しかたがわからない、というのが近いでしょうか?(;´∀`)

特に、今、住んでいる場所は、新規の分譲区画の土地なので、みなさん、違うところから引っ越してきて、ご近所さんになります。

外で会えば、挨拶もするし、一言二言は声はかけますが、それ以上の付き合いはないのが現状です。

momoのことについても、別に隠しているつもりもなく、散歩やら庭先で遊んでいるのですが、特にmomoのことについて、聞かれることもないし、こちらから進んで説明することもありませんでした。
近所の人は、なんとなく察してくれているとは思いますが??

なので、momoという重度心身障害児がここに住んでいることは、地域のほぼ誰も知らないのです。

そのことについて、ちょっと不安を感じたり、さみしさ?を感じたりは薄々していました。


さらに、来年は、cocoが地域の小学校に就学します。

運動会には、家族全員で応援に行くつもりです。

その時に、momoを連れていって、どういう感じになるのかな・・・という不安もありました。

ぶっちゃけ、「・・・あの子、誰??」みたいなことになるじゃないですか(;^ω^)

そんな漠然とした不安を感じていた時に、思い出したのが、この「居住地校交流」でした。

この制度があるのは、momoがこの特別支援学校に入った時から知ってはいましたが、特に申し込みはしていませんでした。
希望者のみの制度です。


もうだいたいのお察しはついているかと思いますが、通っている特別支援学校ではなく、実際にその子が住んでいる居住地にある普通の小学校の児童と交流をすることです。

と、いっても、相手の学校の都合やカリキュラムに支障のない範囲での交流ですから、年に2回、多くて3回くらいの頻度です。

それでも、今後、近所をお散歩していたり、運動会に連れていった際に、誰かが「あっ!momoちゃんだ!」でも「こんにちは~」でも、声をかけてくれたら、とても嬉しいことだな、と思うのです。

でも、この交流に参加するには、それぞれ考え方やリスクもあるので、momoの支援学校でもそんなに多くの利用はないと聞きました。

わたしも、考えうるいろいろな状況を検討し、悩みましたが、やっぱりやってみたい!という気持ちの方が上回り、利用してみることにしました!


わたしが考えうるリスクとして、

子どもはとても素直ですから、「普通」と違うmomoのことを正直受け入れてくれないかもしれない。悪気がなくて、そうなることも十分にあり得ます。

大人なら察して、突っ込んでこない質問もガンガンくるかもしれない。

来年、cocoが就学してから、momoの存在がおおやけになることで、cocoがからかわれたり、最悪イジメのきっかけになり得るかもしれない。


まぁ、最初の二つは、全然へっちゃらな問題です。
むしろ、質問大歓迎なタイプだし、質問してくれるということは興味を持ってくれている証拠なので、ウエルカムです。

やっぱり、踏み出すのに一番悩んだのは、cocoのことかもしれません。

でも、わたしは、momoもcocoも大好きで、どちらかを隠しておくべき存在とは思ってないし、cocoにもそう思って欲しくない。

これから、もっと思春期になり、そう思うことがあるかもしれないけど、いつかはそういう思いを払拭してほしいなと思っています。

実際、この居住地校交流をする前の日に、
「明日、cocoの行く小学校にmomoねぇねが遊びに行ってくるね。来年、cocoが行ってからも遊びに行っていい?」と聞くと、

「え~~、、、やだ。」

と言われました(;´・ω・)

「なんで?」と聞くと、

「・・・だって、momoちゃん、歩けないし、お話できないし・・・」
と返ってきました。

おお・・・(;^ω^)もう、そういう感情が芽生えてるのか。

こうした、きょうだい児あるある的な問題は、もっと先のことだと思っていましたが、意外とすぐのようです(;´∀`)

「cocoは、momoちゃんのこと、嫌いなの?」と聞くと、

「嫌いじゃないけど・・・・」

と、「普通」のきょうだいとは違う状態のmomoは、保育園やYouTubeで見る他のきょうだいの関係と、「違うんだ」ということは悟っているようです。

それをどう捉えるかは、まだ5歳の子どもとはいえ、coco個人の主観なので、たとえ親でもそれを強制することはできません。

「そっか・・・もし、逆にcocoが病気で歩けなかったり、話せなかったりしたとして、momoねぇねがそう言ったら、cocoはどう思う?ちょっと悲しくない?」
とだけ返して、特にその意見を否定することはしなかったつもりです。


そんなきょうだい児問題も見え隠れしつつ、迎えた今日の交流会。

相手の学校では、同じ学年の一クラスを交流クラスとして準備してくれました。

事前に、先生と児童で、どんな交流をしたいか話し合い、準備をしてくれていました。

この担任の先生が、またとても素晴らしく、とても良い縁をつなげてくれたと感謝しています。

学校の駐車場に着くと、教頭先生が一緒にお出迎えしてくださって、ご自身の駐車スペースを譲ってくださるなど、ありがとうございました!


学校の多目的スペースを準備していただき、momoとわたしと、momoの担任の先生とで、子どもたちを待ちました。


momoは、事前に交流会をすることを伝えていたので、少し緊張しているような様子が見られましたが、朝はご機嫌で、この交流会を楽しみにしているのだと感じました。

子どもたちが入ってくると、子どもたちも初めて?見るバギーやmomoに少しとまどいと緊張の表情がありました。

でも、とても興味津々で、みんながmomoのことをよく見ています。

まず、簡単に始めのあいさつをして、交流会スタートです( ^ω^ )


momoは自分で自己紹介できないので、わたしが代わりに自己紹介をします。

子どもたちにどうすれば、わかりやすく伝えられるか考えて、大きなスケッチブックにフリップ形式で、「名前」「生年月日」「通っている学校」「病気のこと」「好きなこと」「苦手なこと」「学校での過ごし方」などを簡単にまとめて書いていきました。

これは、子どもたちにもとても食いつきがよかったです(笑)
まずは、つかみはOKというところでしょうか(*^^*)


少し空気感もなじんだところで、歓迎の歌や手遊び歌などを、みんなで円になってやりました(*^^*)

そして、次は、子どもたちが考えてくれた、風船渡しゲームを一緒にやりました。

momoもバギーを降りて、一緒に立って(後ろで、わたしが介助しながら)列に並びます。
(基本、交流の間は、わたしが介助につきます)

バギーを降りて立つと、子どもたちからも「え?立てるの??」「意外とデカいね」的なザワザワした空気も感じました(笑)
それもすぐに馴染み、momoの隣に来てくれる子や、話しかけてくれる子も次第に多くなっていきます。

2チームに分かれて、3回戦までやりました。
チーム分けのときも、まずクラスで二つに分かれ、チームの代表の子がジャンケンをして勝った方に、momoが入らせてもらうことになりました。

ジャンケンをして勝ったチームからは、大きな歓声が沸き、もうそれだけで十分ありがたい(笑)

ゲームも、momoにも参加できるちょうどいい感じの内容で、momoも頑張っていました(*^^*)


次は、〇×クイズ大会。

代表の何人かの子どもたちが、自分たちで考えた問題を出し、他の子どもたちは、〇エリアと×エリアのどちらかに移動します。

わたしとmomoも、問題を聞いて、どっちに行く??と相談しながら参加しました( ^ω^ )
その間も、たくさんの子どもたちが、momoのまわりに集まり、いろいろと話しかけてくれたり、答えを教えてくれたり。


しかも、しかも、最後の何問かは、代表のひとりの女の子が、わたしのところにサッと来て、耳元で「momoちゃんの好きな食べ物はなんですか?」とか「好きなキャラクターはなんですか?」とかこっそり聞きに来て、その場で問題を作ってくれました。

なんて気の利く子どもたちなんだろう!!!!!

一緒にちゃんとmomoを参加させてくれて、momoについてのクイズも即席で作ってくれて、みんなで盛り上がってくれるなんて!!!!

素晴らしすぎません????(≧▽≦)
この演出には、本当に驚きました!

わたし、こんな気の利いたことできないかも・・・・(←しろ(笑)


そして、交流会の時間は、あっという間に過ぎてしまいました。

momoもわたしも楽しい時間を過ごすことができました!!

momoも時折、笑顔がみられたし、今日はまだ緊張している感じもあったのですが、次回はもう少し声が出たり、いろんな表現が出るといいな、と思います(*^-^*)

ちょうど2校時目を交流会として準備してくれて、休み時間になっても「一緒に教室に行こう!」と誘ってもらえて、みんなの教室にも遊びにも行きました。

しかも、教室への移動は、女の子たちがmomoのバギーを率先して押してくれたり、エレベーターにも一緒に乗りたい希望者殺到で、その光景をみていたら、うっかり泣きそうになるほどでした;つД`)

何から何まで、想像をはるかに超える歓迎ぶりで、参加して本当によかったと思います(∩´∀`)∩

帰る際も、多くのお友達が玄関まで一緒に見送りに来てくれて、もうマジで泣いていいですか・・・;つД`)


事前に、準備してくださった両校の先生方、快く迎えてくれたクラスのみんな、本当に本当にありがとうございます!!

学年が上がっていくと、またみんなの接し方も変わったり、交流会の雰囲気も変わったりするのかもしれないという気持ちは持ちつつも、今回の交流会は、大成功!!という感じでした(*^_^*)

年内に、もう一回くらい交流が持てたらいいな~と、先生ともお話して帰りました。


とっても素敵な時間をありがとう(*´▽`*)!!


他の地域や、都道府県にも同じような制度は、あるのかしら??

もし、あるなら、みなさん、どんな感じでやっているのかも気になるところです(^^♪



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