顎関節鍾と猫背の関係『なんで!口がまあるく開く~!!』手術とマウスピースでも開口障害の改善 | 妊活(不妊治療中),産前(マタニティ),産後(骨盤底筋)専門。(沖縄県)痛みと動きが解決する骨格調整。理学分析+整体+指導+研究)

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妊活(不妊治療中)の骨盤機能(血流と圧)、妊婦(マタニティ)の痛み解決と安産に向けて、産後の骨盤調整・痛み/姿勢の改善。動きと姿勢に対する施術、解りやすい身体の解説、維持ケアも伝授。理学的(運動学)分析に基づいたアプローチ

 『 なんでこんなに口が開くの~~!!』
 手術もして完全に開かなかった 顎関節症。



*  *  *  *  *


Sさんは、はるばる
東京から初来店されました。

骨盤の痛みの解決 と 
  股関節の調整をしてほしい
 と
   ご希望されていました。

 しかし、

施術を進める中で、わたしは、
 あれっ?
  気が付いてしまいました。


 とっても美人さんのSさんですが、
  どうしたんでしょう??
  なんだか 笑顔の表情を 抑えている。。
  印象なのです。


 この段階では 私は、
まだ骨盤の仙腸関節という
  部分を調整してのですが、

そのことに気が付いたので、


 『 もしかして、
  顎関節になにかあるんですか?』

  と。伺いました。

 ご本人は、ビックリしたように。

 『 そうなんです。。
   顎関節症と診断されています。
 
  今もマウスピースで治療中で、
  右アゴは、
   手術
もしたことがあります。』

 『 MRI検査では、
   右のアゴ関節の
    円板が機能していないそうです』

 『 あんまり大きく口を開けると
    外れてしまい 閉まらなくなるので
     いつも恐る恐るです』
    とのこと。
  そして、
  
 『 えっ??
   まさか!顎関節も 良くなるんですか?』
と。


 確認の為、

 アゴに触れてみると、
  左右どちらの筋肉も緊張して
   引っ張り合っていました。
 
 口を開けると、
  ガコっガコっと 大きな音
がする。
  完全には開けられない。
  開いていく口が左にズレていくという状態でした。


 以前に受けられた 病院のMRI検査では、
  関節円板の形状変性を指摘されたとのこと。
口を開く時の 異常としての
  顎関節症の 原因には、
 
 そのほかに

* 側副靭帯の過伸展
* 関節炎症
* 円板の柔軟性欠如
* 外側翼突筋の過緊張


 の 原因が挙げられます。



 この中で、

 徒手による調整が可能な要素としては、
  
 外側翼突筋の緊張
  に対してのみなので。 

 急きょ!! 

 顎関節に対しての調整を試みました。

噛見締める筋肉の
  側頭筋も 緩めました。

 すると、
  最初は 恐る恐る
   口を開閉していたSさんでしたが、

あれれ。。あれれ。。。と

  ⇓ ⇓ 

 みるみる目に見えて。
  本人も変化を捉えながら、
 
  関節の動き。軸の修正。

 関節がならなくなり、
 どんどん開きが大きくなり、、

  約1分の動画でリアルにその変化が解ります。⇓


 
 お次は、ヨコの広がりへ。

 同じ動画に見えますが、ブログのシステム上、分割しています。
 
 続きの動画です。(約1分)
  これは、表情筋
  ⇓ 伸縮バランス調整も入ってきます⇓



 『 口がまあるく開く!!』

 動画では、リアルな喜びの様子が映っていますが、

 『 すごーい!!』
 
 『 骨盤を治しに来たのに!?
 
   アゴまで 治っちゃっていいのかな~!』


  と 大爆笑!
 
    興奮!! されました(笑)

 調整がうまくいって
  そりゃぁ 凄くいいことなのですが、

 悪化させる要因となることを
  省いていくということも
 すっごく大切です。

 ましてや、はるばる東京から、
  1ヵ月以上前から ご予約されてまで
 いらっしゃったのですから、
  度々、来店することなんて 困難です。 

 
 その予防策 と言いますのは、

  ズバリ。猫背です。

 彼女は、すごい猫背の姿勢です。
人は猫背で 直立に重力を受けると、


 舌骨の下方・後方への牽引力を作り出し、
  胸骨舌骨筋・肩甲舌骨筋
   を伸張をかける力を発生させ
    緊張を高めてしまいます。

 肩甲舌骨筋は、
  肩甲骨に付着しているため、

 肩甲帯の不良な位置は、
  下顎に対して
   緊張を高めてしまいます。


 
  ちょっと難しく書いてしまいましたが、

  産後の授乳などで、

  猫背でうつむく
ことが多くなってしまう
   と想いますが、


  下顎にも 影響が生じて、

 顎関節症を発生させる
  恐れも生じてしまうかもしれません。

 
 予防には、
 
 動きがスムーズでしっかり締める力を発揮する骨盤
 
 からの~~、、脊柱の楽な配列! です。





  自己調整法を 手に入れていただいた
 Sさんは、


 本当にすごい大きな口が開くようになって、

 本来のピッカピカの笑顔を見せてくださり
  お帰りになられました。


 なかなか治らない アゴの症状の方への
  参考の一つになれましたら 幸いです。

 猫背。
   気を付けましょうね。