『 VBAC成功しました!!(涙)』
『 しかも、めっちゃ安産でした!』
と。 看護師さんより
ご報告がありました。
『 周りとわたし自身に感謝してます』
きのう、ご来店された看護師さんは、
ご自身の出産ご報告と
産後の骨盤調整を希望されて
いらっしゃいました。
Nさんは、
某 総合病院の
産婦人科の看護師さんで、
お一人目を
帝王切開で出産された経緯がありましたが、
今回の 出産は、
『 VBAC に挑戦したい 』と熱望され、
主治医の先生と方針が決まったそうです。
そこで、Nさんは 出産に向けて、
『 骨盤機能のコンディショニングを
整えておきたいっ!』 との意欲で、
去年、当サロンへご来店されました。
VBAC ( Vaginal Birth After Cesarean) とは?
帝王切開を経験した人が 次に経膣分娩をすること。
の意味です。
⇓ 詳しいサイト ⇓
http://matome.naver.jp/m/odai/2135830935507903101
* * * * * *
当サロンが、
『 分娩に向けて知っておいて欲しい。』と考え、
妊娠中にご提供する内容は、
いろいろありますが、
以下の 要素を中心に しております。
骨盤がどんな動きを必要とするのか?
それに連結した 股関節と脊柱に必要な条件。を知ること。
* 妊娠中の 間違った運動、危険な運動
関節の適合を悪くする姿勢をとらIないこと。
* ヤバい過剰な腹圧と 胸郭の関係を知る。
骨盤底筋のコンディショニングの取り組み。
* 子宮頸管(いわゆる産道)と
座り方の関係に気を付けること。
* 寝る姿勢と腸骨‐股関節にかかる面の重力作用。
* 間違ったスクワット法、安全なスクワット法。
* ウォーキング時の骨盤運動の自己調整法。
などなど。
すべてが当てはまる訳ではありませんが、
その方に必要な 要素から優先して、
解説しながら
身体調整をしています。
関節の調整も
綿密に しますが、
一番時間がかかるのは
その 【 解説 】です。
日々の姿勢のとりかたが
めっっっっちゃ!!重要
だからです。
重力を どんなフォームで受けているのか
母体も胎児も。
構造と機能は そこが重要です。
内容は難しく感じるかもしれませんが、
解りやすく 絵や模型や
わたしのパフォーマンスなどで
とことん解説しています。
* * * * *
施術のポイントとしては、
* 股関節の相反回旋の動き
* 仙骨の位置
* 腸骨のイン―アウト
* 座位・立位での
垂直荷重の際の骨盤の前後傾
* 脊柱のしなりの適正化
など、、の調整 が必要かと
想います。
上記の【股関節の相反回旋の確認】は
仰向けになっての
いわゆる 『 膝倒し 』 でも確認できます。
片方が外旋するのと 同時に
対側は 内旋する という動きです。
( どちらが、膝を倒しにくいか?
腸骨‐股関節 もしくは 仙骨の
動きの悪さを検出できます。)
セルフエクササイズでも
ぜひ取り組んでみてくださいね。
* * * * *
Nさんは、
『 子宮口が全開してから
分娩台での時間は なんと
40分で 産まれました!!』
『 イナフクさんが教えてくれたお蔭です。。』
と 何度 もおっしゃいました(笑) が、
いえいえ、 ご自身の取り組みの賜物です。
* * * * *
※ VBACは、
様々なリスクが懸念されるため、
いくつかの条件をクリアしないと
TOL( VBACに挑むこと)することはできません。
たとえTOLしたとしても
本番のその時に
どういう展開になるのかは
予測できないため、
医療側の綿密で精巧な管理と対応が必要になります。
しかし、
母体である女性ご自身も
妊娠中からの取り組み、
コンディショニングすることも重要です。
できるだけ、分娩がスムーズになるためにも
骨盤のスムーズな開大は 必須です。
* * * * *
Mさんの病院では、
ご自身の所属する
産婦人科病棟のスタッフが
総出で、MさんのVBACを
祈念し、励まし、支えてくださったそうです。
誕生の瞬間!
やっっったぁ~!!!!!と
病棟中が 歓喜に沸いたそうです。
また、分娩に立ち会われた
ご主人さんは、
『 感動した!感動した!感動した!』
『 子どもが出てくるのって
本当にスゴイことだ!』
『 また次の子も お願い』
と 言っていたそうです(笑)
その後から、
ご主人さんは、家事・育児に
積極的に(別人のように)なったそうです。
ご本人も
『 ずっと念願だった経膣分娩。。』
『 みんなの支えと、
取り組んだ
私自身にも 感謝する』
と おっしゃていました。。
素敵なエピソードに
わたしも感動が伝わってきました。
* * * *
Mさんは、
産後の 姿勢を確認すると
かなり、歪みが出ていました。
施術で、関節の修正をした後に
↑Mさんの バランス
重心バランス圧分布計測器も
用いながら、解説しながら
姿勢作りに 取り組みました。
授乳姿勢の撮り方や
脊柱の回旋制限、
右の殿筋群の低下が
問題となっていました。
* * * *
勇気と やる気を持って
経膣分娩に挑んだ Mさん。
感動を ありがとうございました。