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身近な困っている方や実際に実技を検討中の方に参考になればと思い、書き込みを増やしております照れ

🌞終末期におけるアロママッサージの基本や希釈率などについては以前の書き込みにありますので見てみてください。

改めて今日は、 “終末期に適したケアとアロマ基本の続編3“  を記載しますニコニコ

終末期のリラクゼーションケアでは、患者様の特定の症状に合わせた詳細なケアが求められます。以下は、より具体的なケアの方法を症状別に記載します。

チューリップ黄疼痛管理
目標: 疼痛を緩和し、心身をリラックスさせること。※疼痛部位を確認する。

- 温湿布: 温湿布を痛みがある部位に当て、筋肉を緩めます。具体的には、温かいタオルを適温にし、痛みのある肩や背中に10分から15分当てます。
- 痛みのある部位の軽いタッチセラピー: 軽く手のひらで撫でるように痛みのある部位を触ります。痛みが強い部位は避け、周辺を中心に行います。これにより、脳が触覚に集中し、痛みの感覚が和らぎます。
- アロママッサージ: ラベンダーやカモミールのエッセンシャルオイルをホホバオイルで希釈し、痛みのない部分(手や足)に優しくマッサージします。オイルは、10mlのキャリアオイルに1~2滴のエッセンシャルオイルを混ぜます。

チューリップ赤呼吸困難
目標: 呼吸を楽にし、精神的な安定感を促すこと。※呼吸状態をアセスメントする。

- ポジショニング: 患者が仰向けでいる場合、背中にクッションを置いて上体を少し起こします。また、両足をやや開いて膝の下に枕を入れることで、腹部の圧迫を軽減します。座位を取る場合は、前かがみになれるようなテーブルやクッションを用意します。
- 冷湿布: 顔や額に冷たい湿布を当て、呼吸を楽にします。具体的には、冷たいタオルを5分程度冷やし、優しく顔に当てます。呼吸のしやすさを感じてもらうことが目的です。
- 深呼吸のガイド: 患者が自分でできる場合、「吸って、数えて、ゆっくり吐いて」を指導します。「息を吸うとき、2つ数えましょう。そして、ゆっくり5つ数える間に息を吐きましょう。」この方法は、患者様のペースに合わせて行います。

チューリップ紫不安感・焦燥感
目標: 精神的な安定を提供し、不安感を和らげること。※精神状態をカウンセリングして把握する。

- 呼吸に集中する瞑想: 静かな環境を作り、患者の手を優しく握りながら、「今から呼吸に意識を向けましょう。鼻からゆっくり息を吸って、吐いて。息が体を通っていくのを感じてください。」とガイドします。5分程度の短いセッションから始めるとよいでしょう。
- アロマスプレー: カモミールやベルガモットのエッセンシャルオイルを水に数滴混ぜ、アロマスプレーを作ります。部屋の空気中に軽くスプレーし、落ち着いた香りで不安を軽減します。適切な割合は100mlの水に対して3~5滴です。
- 音楽療法: 患者の好みの音楽を低音量で再生します。クラシックや自然の音が好まれることが多いですが、患者様が愛する曲を選ぶことが一番効果的です上差し音量は、患者様がリラックスできるレベルに調整します。

チューリップピンク消化器症状(悪心、嘔吐、食欲不振)
目標: 消化器症状を緩和し、食事や栄養摂取を快適にすること。※当日の症状を確認する。

- ミントティーの摂取: 患者が飲み物を摂取できる場合、ミントティーを提供します。ミントティーは胃を落ち着かせる効果があり、温かくすることでさらに効果が期待できます。熱すぎない温度にしてから提供します。
- 胃部の冷湿布: 嘔吐感がある場合、胃の上に冷湿布を当てます。冷やしたタオルを胃の上に置き、5分間ほど安静にします。このケアは食事後に行わないようにします。
- 足浴: 37度~38度のお湯で足浴を行い、全身の血流を促進します。足浴は5分から10分程度行い、その後足を温かいタオルで包みます。香りの良いバスソルトを使うと、リラックス効果が高まります。

チューリップピンク倦怠感
目標: 倦怠感を和らげ、気分をリフレッシュさせること。※倦怠感の状態を把握する。

- 軽いストレッチ: ベッドの中でできる簡単なストレッチを提案します。たとえば、手を頭の上に伸ばして体側を伸ばす、足を軽く上げて足首を回すなど、筋肉をほぐす動作を指導します。患者が負担を感じない範囲で行います。
- リフレッシュオイルの使用: レモングラスやグレープフルーツのエッセンシャルオイルを使用し、手首やこめかみに少量を塗布します。これにより、気分をリフレッシュし、倦怠感を軽減させます。オイルは、キャリアオイルに1~2滴混ぜたものを使用します。
- 短時間の昼寝: 午後の涼しい時間帯に、短い昼寝を取ることを奨励します。昼寝の前に軽いストレッチや足浴を行うことで、リラックスしやすくなります。昼寝は20~30分を目安にします。

このように、各症状に合わせて具体的なリラクゼーション方法を提供することが、終末期における患者様のQOLを向上させる鍵となります。また、患者様の体調や好みを常に確認し、適宜ケアを調整することが重要です。

このようなアプローチを通じて、終末期のアロマは、患者様に安らぎと心地よさを提供し、穏やかなひと時を迎えるためのサポートとして役立ちますふたご座



今後も様々な癒しプログラムをアップしていきますので、
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