こんにちは♪
今日のブログは、12月に参加した、
チェルシーガーデンの「バラの講座」
有島先生による、
裸苗の植え付け方の話です♪
裸苗ではない、
普通の、鉢植えバラの植え替え方は、
もうすでに、
先月の講座で習いましたね♪
※見てない方は、先月、11月の講座へ
↓ click ↓
http://ameblo.jp/mamanobara/entry-12095254123.html
(クラウン・プリンセス・マルガリータ)(ER)
●「購入した裸苗の植え付け方」
今回、先生が持ってきてくださった、
苗は、
乾かないようにポリ袋に入れてある、
「アレゴリー」の裸苗です。
「プラの鉢」で、
土を入れて売っている大苗の場合は、
植える前、(接ぎ口のテープを取って)、
根は洗わないで、
8号か10号鉢に植え付けますが、
裸苗の場合は、
リキダスやバイタルなどの
活力剤を入れた水に、
一晩でもいいので、漬けてから植えつけます。
(ウイリアム・モーリス)(ER)
●植え付けのやり方・土の準備
最初に、鉢に、土を入れてみて、
土の量を計る。
鉢は、ウイッチフォードの、
スリット鉢が用意されていました♪
この鉢は、有島先生と、小山内先生が、
共同開発された鉢だそうですが、
真ん中の穴が大きくて、スリットも入っています。
鉢の底穴って、大事で、
根は、下の穴から呼吸もしているので、
穴をふさいではダメ。
鉢皿に、水を張って、鉢を置いておくと、
呼吸できないので、
下の方から、葉が黄色くなって
落ちてきちゃいますよね
次に、
●計った土を、たらいのような容器に入れて、
肥料(元肥)等、資材を混ぜる。
元肥は、根に触れても根痛みしない
バイオゴールドの肥料を、
土に混ぜていました。
土も、バイオゴールドの土でした。
すごく安い、HCなどの土を使う場合は、
粒々が足りないので、
赤玉土(中・小)を、混ぜて、
水はけを良くする。(これは、以前習った事です)♪
※追記:
最近、有島薫先生監修の土が、
住友化学園芸から出ていますね♪
裸苗の場合も、11月に習った
「鉢植えバラの植え付け方」と、
手順は、ほとんど同じでした↓
※鉢バラの植え付け方
見てない方だけclick→★
芽接ぎ苗というのは、
台木の片側に、芽を挿すので、
1年間、育てると、
枝が片側だけに、出てくる。
なので、根に合わせて真っ直ぐではなく、
出ている枝が、真っ直ぐになるよう植えると、
全体に開いた感じにうまくいくそうです♪
でも、鉢に対して、
根が大きすぎる場合も、
有りますよね?
そんな場合はどうするのか?
先生に聞き忘れていたのですが、
(^^♪先日見た、「バラの家」のHP、
最後の方に、やす店長が、
裸苗の植え方を書いて
くださっていました♪
バラの家「裸苗の植え付け方」を
ちょっとだけ書くと、
●鉢に合わせて、根をズバっと、
切りましょう、って!
実は、押し込むより、
根を鉢に合わせて切った方が、
生育が良くなるそうですよ。
大きな鉢や、地植えにする場合も、
根の先などは、傷んでいる場合もあるので、
軽く切るのがおすすめ、だそうです。
枝も、長い場合は、
品種や、苗の状態にもよりますが、
20~30cmに切り戻すと安心です。
必ず良く切れる(清潔な)剪定鋏で切ります。
切れない鋏で切ると、
枝の枯れこみの原因になりますので注意!
私が思うに、
剪定バサミも、消毒してから使うんだと
思います。
剪定バサミの消毒は、
「冬剪定・がんしゅ病の予防」を見てね→★
●最初に、裸苗をバケツの水に浸す時、
注意点は、接ぎ口より上は、
漬けないようにします。
浸す時間は、短くて2~3時間、
長くて、一晩ぐらい。
しっかり育っていえば、
接ぎ口テープは取ってしまいましょう。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
ここから、有島先生のお話です♪
●鉢に土を入れ終わったら、
鉢を軽く、床にトントンとやって、
土を落ちつかせて、
(テラコッタは割らないように気をつけて)
植え付けたら、上は、軽く抑える程度、
体重をかけて押したり、棒などで突かないように。
根を傷めるから、だそうです。
植え付けられた、苗は、
枝が、片側に、寄っていたのですが、
こういう場合は、紐などで、重しを付けて、
横下の方に、広げて引っ張っておくと、
キレイな形になるらしいです。
(有島先生の裏ワザ)
春、きれいに咲かせるには、
努力? ちょっと矯正して良い。
つるバラを、壁などに沿わせたい場合は、
繁っている方を、壁側にして、
壁の方に少し傾けて植える。
●元肥を入れた場合は、
春先の芽出し肥えの置き肥は、
いらない、とおっしゃっていました。
■質問コーナーでの話
●ボーリング(蕾のまま開かない)
してしまうバラについて
いつも、春にボーリングしてしまうバラ、
たとえば、ルージュピエールロンサール、
フンショウロウ、ゴールデンセレブレーション、
グラハムトーマス、日本のブリーダーのバラ等、
ボールして、いつも花が開かない場合、
これからは、一切、肥料はやらないで、
試してみる。
枝葉に、養分が行っちゃう場合や、
花弁が多く成り過ぎて、
開かなくなる場合があるので。
春は咲くが、秋にボールする場合も、
夏以降、肥料をやらないで、試す。
●花が咲かない、という場合、
リキダス等の、活力剤の使い方が、
間違っている場合もあるそうです。
活力剤は、年がら年じゅう、
いつもやっていると、良くない。
根や、枝だけが伸びて
花は咲かない事がある。
活力剤は、花を咲かせる物ではない。
根や、枝葉を、生き生きさせるものなので、
根っこは、ガンガン出ます。
でも花は?
なので、植え付け以降は、やらないで。
やる時期は、
いつも先生が、説明してくださる時。
植え付けの時や、夏、弱った時など。
春、ボールしちゃうバラにも、やらないで。
裸苗の植え付け方、
やっぱり長いブログになってしまいましたね
✿最後まで
読んでくださった方、
ありがとうございました♪