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体外受精の治療周期では、採卵に向けてどのような排卵誘発方法がよいのかを考える必要があり、その選択が第1のポイントになります。薬の種類やその量、使う期間など、自分に合った選択で治療周期に臨みましょう。

 

 

■同じ排卵誘発方法でも違いがある

同じ排卵誘発方法でも、患者個々に合わせて細かな違いがあります。同じ薬を同じだけ使っても、卵巣の反応の仕方も一人ひとり違いがあるからです。また、個人の月経周期ごとの違いもあり、排卵誘発を行う月経周期のホルモン環境と確認できた胞状卵胞数の違いから、実際に採卵できる卵子の数も周期によって違いがあります。

そのため、医師は患者さんそれぞれのクセや卵巣の反応の仕方などを見極め、判断して排卵誘発方法を決め、治療を進めます。

 

 

■培養と胚移植について

次に、採卵した卵子をどのように精子と受精させるか、胚をどこまで培養して移植するか、凍結胚移植の場合には、どのような方法で移植周期を送り胚を移植するかなど、その都度、卵子や精子、胚と子宮内膜の状況を見極め、判断していきます。

 

こうして選択した体外受精の方法で妊娠が叶わなかった時は、排卵誘発方法、受精方法、移植する胚の選択、凍結胚移植周期など治療に直接関わることを医師とよく相談、検討するために、上の例にあげた項目を見ながら考えてみましょう。

 

 

■治療以外にできること

治療以外でできることにも、目を向けてみましょう。食生活や運動など日頃の生活の中で工夫できること。適正体重については、肥満だけでなくやせ過ぎも問題です。タバコについては、これから生まれてくる赤ちゃんのためにもやめましょう。

そして、妊娠することの基本的な知識を得て、きちんと理解しておきましょう。

 

 

■ストレスは夫婦で乗り越えよう

最後に、ストレスについてです。

ストレスを溜めすぎると妊娠が難しくなると考えるより、不妊治療はストレスが溜まりやすく、なかなか解消しづらい面を持っていることを理解しておきましょう。

 

そして、まずは夫婦が情報を共有し、協力しあうことが大切です。また、治療の疑問や質問、不安は医師にきちんと尋ね、不満を残さないようにしましょう。

 

今回行った体外受精治療周期を振り返って、どの方法でトライをしてきたのかをチェックし、なぜ妊娠しなかったのかを医師に相談しながら、次の周期にはどのような方法で臨めばいいのか、その検討材料にしてください。 

 

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