Q.体外受精治療中。基礎体温変動をみて心配です。妊娠も失敗に終わったのでしょうか?

 

基礎体温のことなのですが、現在、不妊治療中で体外受精をしています。まだ1回目です。

夜中2時頃にトイレに起き、4時に目が覚め体温を測ったところ36.8度、その後また寝て、6時頃測ったら37.0度でした。

 

これは、1回起きてしまった時から失敗なのでしょうか?

ここ10日くらいは37.0度から37.2度くらいです。

妊娠も失敗に終わったのでしょうか。

 

 

A.基礎体温の測り方は、4時間の継続した睡眠時間が必要という考えもありますが、厳密なことではありません。

 

夜中に一度トイレに起きることで、体温も上昇していきますが、その後に睡眠がとれていれば、基礎体温の温度としては特に問題はないでしょう。

基礎体温はあくまでも目安ですから、基礎体温で診断をすることはありません。

高温期が10日くらい継続しているようですので、この段階の基礎体温で妊娠が成立しているかも見極めることもできません。

 

基礎体温の高温期が3週間以上継続している場合には妊娠成立の可能性があります。

体外受精後の妊娠判定は、血液検査や尿検査で行います。血液検査では、hCGというホルモンの値を調べ、この値によって妊娠したか、または妊娠継続する可能性が高いかなどがわかります。尿検査では、陽性か陰性かがわかります。陽性であれば、妊娠している可能性が高いです。その後、エコー検査などをして胎嚢が子宮内に確認できれば正常妊娠でしょう。また、ごく初期では見えないこともあるため、1週間程度空けて、再度、確認をします。

 

現段階で、基礎体温からだけでは妊娠成立したのか、そうでないのかはわかりません。また、基礎体温が何度であったか自体にも、あまり神経質にならなくて大丈夫です。

妊娠しただろうか、大丈夫だろうかと心配になりますよね。ですが、今は毎日を楽しく、ストレスを溜めず、心を大らかに持って妊娠判定まで待ちましょう。

 

 

キラキラDr.アドバイス

高温期がきちんと続くということは、十分に卵胞が育って成熟したというサインでもあります!基礎体温を測ることから始めましょう!

 

不妊検査は、まずきちんと基礎体温を測ることから始まります。  特に排卵後の高温期がしっかり形成されているかどうかで、次の周期の卵子の状態が変わります。 基礎体温が低温期と高温期の2相性になっている、高温期があるから毎月きちんと排卵していると考えがちですが、実は排卵がなくても高温期は形成されます。単純に高温期があればいいのではなく、きちんとした高温期が2週間続くのかどうかが大切なことなのです。

 

是非、今一度ご自身の基礎体温表をチェックしてみてください。また、基礎体温の低温期、高温期の差がわかりづらい方、表がガタガタしているという方は、婦人体温計で実測検温で、しっかりと測ってみましょう。

 

アドバイスしていただいた先生

 

末吉 智博 先生

Clinique de l'Ange(クリニック ドゥ ランジュ)

 

 

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