今日取材したドクターの話から、これは名言と感じた話をお伝えしたいと思います。

そのドクターは、東京は荻窪にある「虹クリニック」院長の北村医師。

笑顔がとてもステキな先生なのですが、なかなか厳しくしっかりとポリシーをお持ちのようです。と言っても、直接先生に「診療上のポリシーは?」と聞いたのでは斜に構えてしまいます。具体的にテーマを絞ってお聞きする中で、話が花開きます。

 

そして、「どのような先生がいいのかしら?」とお聞きしたときの返事が、これです。

 

「治療を任せられる医師というのは、

自分の家族を安心して任せることのできる医師」

 

今や全国に700施設ほどあろうかという不妊治療・体外受精実施施設。

患者さんたちは、日々、子どもという夢を叶えたく、治療施設に通われています。辛いこともあるでしょう。一方の受け皿となる治療施設側でも、医師の方針や技術にも違いや差があることでしょう。

 

そこから、実は意思疎通が欠けていたり理不尽と思えることでも通ってしまいそうな不妊治療の現場もあるかもしれません。

そのような思いがあるからでしょうか、なおさら、この言葉が心に響いたのです。

 

取材記事は10月の刊行誌「i-wishママになりたい/卵・胚・着床」に掲載予定