こんにちは、「まいまいつむり」です。
本業は刺繍ですが、鳥越竹細工をしています。

数年前、全国的に材料となるすず竹が120年に一度枯れるというタイミングに当たってしまった現在、材料不足の問題、そして職人の高齢化と後継者不足で大変な状況です。

私は元々、この竹細工のファンで買い手として個人的に楽しんでいたのですが、自身で修理をできるように学びはじめたのがきっかけに、気づけば鳥越竹細工の素晴らしい技術の虜になっていました。

山へ行き、竹をとるのも‥竹を割り材料をつくる工程も、編み上げていく全てが魅力に溢れています。






製作した鳥越竹細工の手提げです∗*
(現在もみじ交遊舎で修行中∗*)
クリーム色の物はお師匠さまの作った材料での製作。
うすいみどりの物は今年とれたスズ竹で私の作った材料での製作。 
材料は地元の篠とり(スズ竹をとり売る人)さんから購入したり、おともだちのご縁から購入したり、お山に行って自分でとったりしています。
ご縁に感謝です。
うすい緑色のとれたてのスズ竹は‥後に美しいクリーム色に変化します。
そして使用すると艶が出ていき長年愛用されるものは飴色になっていきます。
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上手に使えば何十年も使うことができます∗*

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自分で竹をとりに行きました。





すず竹の皮を剥くと美しい緑‥



竹をナタで2〜4等分に割っていきます。




肉取りや厚さを調整する為に銑(せん)をかけていきます。



幅決めという工程。2本の刃を使い、幅を揃えていきます。


このように、すず竹をとりに行く材料の調達から、材料づくりも全て行います。


現在、いちのへ町の鳥越にある「もみじ交遊舎」でお師匠様のもと修行中です。


大好きな鳥越竹細工。

なんとか、学び続けていけることを願い頑張ります。


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