母の近況と退院と、夫。 | ママ、わたしは生きていくよ。

ママ、わたしは生きていくよ。

バリキャリ母と、平凡娘ひとり。
母子家庭を襲った母の癌。
闘病3年9か月で風になった母。

母の知らないわたしを徒然したためます。

母は回復しつつある。

 

回復というと語弊があるとすれば、

吐かなくなり、食べることもできるようにはなった。

 

食欲はもどらないけれど、

それでも吐かないというだけでいい。

体力も奪われないし、

精神的にも楽になる。

 

月曜に母が食べたがっていた

アイス最中を持っていくと

2個も平らげ

「あ~懐かし―味ー!」

「うまー!」

 

大変ご機嫌だった。

 

それでも

かなりしんどかったみたいで

火曜に退院の話が出たけれど

辞退。。。

 

「自信ないねん。」

そう不安そうな母を見て

  入院しときぃな

即答した。

 

長くは居させてもらえない大きい病院は

土曜に退院と決めたけれど

それを受け入れられるほどには母も落ち着いたのだろう。

 

緩和ケアの話を進めるにはちょうどいいかもしれない。

自信がないのだから

それを補助する手立てをすすめても

もう怒ることはないだろう。

 

 

そして夫。

 

信頼する人に相談し

わたしの冷たい口調と態度が

余計にお互いの首をしめているのかもしれないと

改めてみた。

 

ふたりを取り巻く空気が調子よくなった。

 

良くなった気がした。。。

1日の限定反応だった。

 

結局のところ

わたしが夫に対して失った信頼は

取り戻すことは不可能に近く、

 

わたしは彼の人生の脇役。

刺身のつま。

 

どんな表現をしたところで

自分で空しくなるだけだけれどww

もう、夫に心を開くことは二度とないだろう。

 

こんなことはよくある話で

わたしが特別でも何でもないと理解すれば

なんてことない。

 

そう、自己暗示をかけることにした。

 

今までもこれからも

わたしはわたし自身で道を切り開いていく。

 

母と癌と一緒に、生きていくんだ。