ゲームブック「青函トンネル大迷宮」 | 愛すべきゲームブック

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今日数時間かかってクリアしました。この作品を選んだ理由は、筆記用具もサイコロも不要、以前序盤だけプレイしていてトンネル内の様子が気になったから。しかし、筆記用具があったら便利な場面が数カ所だけあります。
6回バッドエンドの後にベストではないエンディング、4回バッドエンドの後にやっとベストエンディングを迎えられました。後半はベストではないエンディングになりそうだったのを2回やり直したことに、前回選ばなかったのを選んだ結果も含まれます。1に戻らずに途中からやり直したので、1からならもっと回数が増えていただろうと思います。
最初のエンディングはあっさりと終わった感じだったので、ベストではないかもと思っていたら案の定でした。むしろベストだったら短くて簡単すぎると感じたでしょう。
全体的に文章が上手くて無駄がなく、細かく詳しく書かれていまして、調べるだけでもかなり大変だったのではと思います。それなのに380円という値段は驚きです。総パラグラフ数は300ないですが、1パラグラフの文章量が多いのがあったり、展開も多いので読み応えはあります。10以上あるアイテムのどれを持っていくかでその後の展開が変わるのも面白いです。
内容的にはやや大人向けで、正解ルート以外の選択肢を選ぶとあっさりバッドエンドになったりもしますし、ミスるとそうなるなという場面も多数あり、1からやり直す場合は余計に緊張感があります。
前回選ばなかったのを選んだ際に1カ所パラグラフ指定ミスを見つけましたが、正しくは1つ前のパラグラフだったのでいろいろと助かりました。しかし、誤字脱字らしきものは見当たらなかったです。
著者の方は他に「首都消失」「10億円を奪え!」、未所持で「愛の矢は誰に?」なども書かれていますので、プレイしてみたいと思いました。

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