私のママまんま

  • 04Feb
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      『私のママまんま』第1回(前篇)

      管理栄養士:高島布后(たかしまふみ)さんの私のママまんまをご紹介します!一児の母として、そして管理栄養士として、毎日を忙しく動きまわっている『働くお母さん』高島布后さん。仕事柄、子どもの食には人一倍の気を遣って育児に取り組んでいます。その高島さんが、最初の離乳食に選んだのが、なんと「お出汁」とのこと。管理栄養士ならではの発想には、子育ての大きなヒントが満載でした。◇「お出汁」を子どもの離乳食に選んだのは・・・-今回お聞きするのは、今のお子さん(柊菜ちゃん・3歳)の離乳食についてですが、なんと最初に作ったのが「お出汁」とか。高島布后さん(以下、布后):母乳で育てて来て、6ヶ月位から離乳食を始めましたが、あるプランを持っていてそれを実践したのが「お出汁」でした。日本は出汁の文化!今では、フレンチやイタリアンはもちろん世界中の料理人から注目されている『うまみ』を教えたいと思いました。-ほぉ~、『うまみ』を赤ちゃんに!それで「お出汁」ですか。布后:そうです。すり潰したご飯などのよくあるタイプの離乳食ではなく、「お出汁」を一番にこの子の口に入ました。すり潰したご飯などの離乳食は、ネバネバして子どもが嫌がるとか聞いていたので、“お母さんが口に入れてくれるモノは美味しい”と思って欲しかったのでしっかりと昆布とかつおで「お出汁」をとって飲ませました。-「お出汁」は赤ちゃんにとって濃くないですか。布后:いえいえ、味を調えるための塩などは一切使わないシンプルに昆布とカツオだけで取った一番出汁です。これなら赤ちゃんにも濃くなく、もちろん飲む量わずかですから、スグに作れますから。それを一週間くらい続けてから、その次は、その「お出汁」をベースにした和食系の離乳食を作っていきました。 <a ◇管理栄養士ならではの試みが花開く-お子さんの反応はいかがでしたか。布后:「お出汁」の離乳食が始まって数日で、私がスプーンを持った瞬間から早く頂戴という仕草をするようになって、“お母さんが口に入れてくれるモノは美味しい”と思ってくれたようです。その後も離乳食は全部手作りで、親と食卓を囲むようにして、大人の食事と同じ色合いの離乳食を用意して、同じモノを食べていることを分からせるように努めました。-同じモノという考えもハッとさせられますね。布后:形状や味付けは当然違いますが、例えば人参のナムルだったら、子どもはもっと柔らかくして味付けも薄くします。見た目だけでも、同じような感じをだして、“一緒だね♪美味しいね♪”という言葉をかけながら、食事は楽しい時間ということを大切にしていきました。おかげで、食事にすごく興味を持ってくれて、食材に触れたり、自分でもスプーンをスグに持ちたくなったりと、嬉しい反応を示してくれました。-調理の際に特に気をつけたことはありましたか。布后:多くの量は必要ないので、とにかく質の良いモノ、無添加やオーガニックにこだわりました。特に気にしたのは野菜でした。アクをしっかり取って、野菜本来の甘みが感じられるような調理を心がけました。おかげで野菜の好き嫌いもほとんど無く何でも食べてくれます。-おやつにも気を使われましたか。布后:最近の子どもは柔らかいモノを食べることが多いので顎が発達せずに、歯並びの悪い子が増えていると聞きまして、噛むことを大切にしたいと思いました。まず、噛む楽しさを覚えさせたいと思って・・・。う~ん、私はおやつとして食べさせましたが、友達に言うと皆びっくりしてしまって(笑)                            (中篇に続く)(取材後記)目からウロコ!の「お出汁」離乳食。管理栄養士ならではの発想ですが、忙しい毎日の中で、子どもの食にとことん気を配っている高島さんの愛情の深さを実感した取材でした。次回は、ビックリの「おやつ」や「お出汁」の離乳食が生んだ嬉しいの効果などをご紹介していきます。