辛い時期には終わりがある! | 癌のママと子どもの支援|不安が安心に変わるブログ

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がんになり不安なママとお子さんを、現役医師・がん経験者が母親目線から支援する非営利団体のブログ|診断直後から末期の状態まで、ママとお子さんの不安を安心に、そして笑顔に変える方法とは?幅広い分野の専門家と共に、ママの気持ちに寄り添います。

皆さんこんにちは。管理人のさくらです🌸

がんという診断は、、文字通り、ガーン…と真っ暗闇の中に突き落とされるような衝撃ですよね…

この先どうなってしまうのか…

もう人生長くないのか…

治療で脱毛してしまうのか…

子どものことはどうしよう…

夫は、仕事は、家庭は……

など、先が見えず途方にくれてしまうと思います。

ですが、そういう時は、ゆっくりと深呼吸をして、まずは頭を白紙に戻してください。

そして、次のことをゆっくりと、しっかりと、繰り返し自分の頭に言い聞かせてください。

『辛い時期はずっとは続かない。
必ず落ち着ける日が来る。
今は先が見えないことで不安が大きくなっているだけだ。』


皆さんこんな経験がありませんか?

知らない道を初めて行くときには長く感じたけど、次に行くときにはあれ?こんなに近かったっけ?と思ったことが。

先が見えない、どのくらいかわからない道のりというのは長く感じるものです。

がん治療の場合、(転移がない場合)抗がん剤治療が最長半年ほど続くことがあるので、ほんとにこの辛さが永遠に続くのでは、と思う方もいらっしゃいます。

ですが、元気な時の半年って意外とあっという間ですよね?

がん治療も、終わってみると、

意外と早かったわね😅

と言われる方が大半です。

ですが、その終わりが見えない状態で過ごすと、その期間はとてつもなく辛い期間になったりします。(先が見えない不安に怯えている状態ですね。)

私たちETERNAL BRIDGEのかたり場 http://www.sasaetai.or.jp/sp/event.htmlに来られる方たちも、この抗がん剤治療が終わるまでの間は不安でいっぱい😷ということがしばしばです。

ですが、かたり場への参加を重ね、だいぶ気持ちが前向きに、冷静になってきたな〜と思うタイミングは、やはり抗がん剤治療が終わってちょっとしてから、ということが多いようです。

その前に、診断後一旦落ち着けるタイミングが手術が終わった時です。

診断後、途方にくれていた方も、手術が終わり、病変が身体から取り除かれると別人のように落ち着かれたりします。

だから、心配しすぎないでください。

楽しい時の時間は短く感じられ、辛い時間は長く感じられます。

ですが、本当は同じ時間です。

淡々と、トレーニングをこなすが如く、出来るだけ辛いことに関する感情のボリュームを絞り、

あと◯回、あと◯ヶ月、あと◯日…

と治療をクリアしていってください。

副作用がとても辛い人は、しっかりと医療者に訴え、対症療法薬をもらってください。

日本人は我慢することを美徳と考えがちですが、がん治療においては出来るだけ辛くないほうがいいことだと思ってください。

それでも残る薬の辛さに対しては、こんだけ私に対してダメージを与える薬なんだから、私のがん細胞にもさぞや効果があってるだろうと思ってください。がん細胞とは、あなたの細胞がちょっと修復ミスを起こして顔つきが悪くなってしまったほぼあなた自身の細胞ですから。


あなたの人生はまだまだ続いていきますし、

脱毛した髪は必ずまた生えてきますし、

子どものことも、仕事も、家庭も…

ちゃんと方法があります。

自分では方法が見つからない‼︎という方は、私たちの相談メールやかたり場を是非ご活用ください。→ info@sasaetai.or.jp

あなたにあった方法を一緒に見つけていきましょうね。

それでは今日はこの辺で😌

あなたがゆっくりと
深呼吸できていることを祈ります。