こんにちは
治療に子育て、お疲れ様です
定期的な受診、待ち時間やら病院へのアクセスやら主治医との相性やら、、、 いろいろ大変ですよね
今回は、主治医の先生へのスッキリしない気持ちについて考えてみたいと思います。
いい先生だけど待ち時間が長すぎる!!
3分診療で納得いかない!!
話を聞いてもらえない!!
カルテばかり見てて目も合わせてくれない!!
ひどいことを言われる!!
話があいまいでよくわからない!!
などなどなど、、、
いろんなモヤモヤ ありますよね
もうあんな先生いやだ 違う先生に代えてもらいたい!!
そんな風に思ったことのある人はたくさんいるのでは。。。
そのお気持ち、、ごもっともです。。。
医者はいろんな理由でコミュニケーション障害に陥っているケースが多々ありますので、あなたの感情が間違っているわけではないと思います。。。
では、ここで少し冷静になって、あなたが主治医に一番求めたいもの、とは何かを考えてみましょう。
適格な治療選択ですか?
話を聞いてくれることですか?
質問に答えてくれることですか?
予約通りの診察時間ですか?
もしも、医師としての専門的な適格な治療選択の提示や推奨を、あなたが最も重視するのであれば、たとえ待ち時間が長くても、3分診療であっても、目を合わせてくれない先生でも、もしかしたらその先生が一番いいのかもしれません 態度がそっけないけど専門知識に秀でた先生というのは大勢いらっしゃいますからね
もっとも、専門知識に深く習熟している先生かどうかの見極めは大事とおもいますので、それはセカンドオピニオンなどをその分野のスペシャリストの先生に受けるなどして確認してみると確実ですね。
そして、それでもやはり話も聞いてほしいし、質問にも丁寧に答えてほしい!というのであれば、その主治医とは別にカウンセラーにかかることやスッキリしない疑問点を看護師さんやコメディカルの方にもう一度説明してもらえるように頼むとか、先生に紙に書いてもらうといいでしょう。
医師は治療選択は日夜勉強し続けていますが、カウンセリング技術や患者さんとのコミュニケーションの取り方のお勉強はほぼ皆無といっていいほどやっていませんので
また、治療選択は一般的な技量があれば十分で、心理的な対応を最も重視するのであれば、診察のたびになんだかストレスを感じるような対応をされる主治医は変えてもらったほうがいいかもしれません。
もちろん、医師も人間ですし、相手の態度は自分の態度の鏡写しだったりすることもありますので、まずは自分の主治医に対する態度が相手にストレスを与えるようなものでないか、は見返してからのほうがいいかもしれませんが、、、
いずれにしても、がん治療という長丁場の戦いにおいて、医師患者関係というのは強固な信頼関係で結ばれていることがとても大切で、
主従関係であったり、一方向の対話ができていない関係は望ましくありません。
医師は目の前の患者さんの背景まで含めて最も最適と考えらえる治療法を提示する、
患者さんはそれに対して率直に自分の意見を述べ、聞きたいことをすべて聴き、
そして自分の人生の選択として納得して治療を選択する、
主治医はその患者さんの選択を支持し、全力で応援する、
そうであって欲しいと思います。
そんな関係になれるように、今モヤモヤしていることがあるのであれば、自分にとって一番大切なことは何かを今一度自問してみてください。
そして、一番大切なことをあたえてくれる主治医であれば、それ以外のことに関しては多少我慢したり、ストレスに感じない工夫をしてみましょう。
しかし、あなたにとって一番大切なことが欠如している主治医であれば勇気をだして変えてもらうのも手かもしれません
その時は、率直に主治医につたえるよりは、適当な理由をつけて病院や診療科の代表者に伝えもらうほうが穏便にことは運ぶと思います、、、(あの、ここにこう書いてあったから、とか言わないでくださいね )
通院の曜日が都合悪くなったとか、忙しくて待ち時間が長くない先生がいい、とか、主治医の耳に入っても気分を害されないようなものが望ましいです
不満があるからといって全面対決をいどむかたもいらっしゃいますが、少なからずご自身もダメージをくらうと思いますので、穏便な方法を選びましょうね
今回はあまり大きな声では言えない話になっちゃいましたが、皆さんが素敵な主治医と巡り合われることをお祈りいたします