がんで余命宣告をされたときは... | 癌のママと子どもの支援|不安が安心に変わるブログ

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がんになり不安なママとお子さんを、現役医師・がん経験者が母親目線から支援する非営利団体のブログ|診断直後から末期の状態まで、ママとお子さんの不安を安心に、そして笑顔に変える方法とは?幅広い分野の専門家と共に、ママの気持ちに寄り添います。

がんと闘うたくさんの方たちの中には、残念ながら効く治療法がなくなってしまうことがあるのもまた現実です。。。しょぼん

 

医者は、今使える治療の選択肢を、いかに長く、全てを使い切るか、日進月歩の医療の進歩を日々勉強し更新しながら、患者さんの時間を少しでも長く、永く、と頭を悩ませていますぐるぐる

 

それでもなお、病気の勢いを止められない時が来てしまうことがあるのです。。。ショボーン

 

次の治療法がないことを告げなければならないとき、、、それは医者にとっても敗北宣言なのです。。。ガーン 立場は違えど、辛い気持ちは同じです。。。ダウン

 

そして、その中で今、目の前にいる方に対して最善の策は何かを考えます。

 

苦痛が少しでもなく、残された時間をいかにその人らしく、その家族らしく過ごしていただけるか

 

それが在宅で往診や訪問看護であったり、緩和ケア病棟(ホスピス)だったりします。

 

ホスピスという言葉は、今なお理解されていないことが多くあせる

 

それを提案された時、「ただ死を待つだけなのかドンッ」 「死の宣告ダウン」と受け取る方がまだまだたくさんですショック

 

ですが、ホスピスとは決してそのような場所ではありません!!

 

その人らしく最後まで生きる場所 合格 なのです!!

 

その宣告をされた時、あなたに考えてほしい唯一のことは、

 

自分の人生をどう生ききるかkirakira』 ということです。

 

人の命は、自分では決められません。誰だって、明日事故で死んでしまうかもしれない命なのです。

 

でも、あなたはまだ生きていますぐすん あなたの人生はまだ終わっていないんです!!

 

医者が「あと○ヶ月」と言ったからといって、本当にあと○ヶ月だと思う必要はありません。

 

標準的な話をしているだけで、あなたがあとどれだけ生きるかはあなた次第なのです!

 

あと○ヶ月が、あと○年、になることは難しくても、標準的な話の何倍も長く生きられる方もたくさんいらっしゃいますアップ

 

あなたがそうなればいいんです。 

 

ではそのためにはどうすればいいか、です。 

絶望に浸り、なんの望みもなくなってしまっては、そうはならないのではないでしょうか?

 

生きる』の定義はとても難しいです。

 

モーツァルトや吉田松陰など、早逝してもなお、人々の中に生き続ける偉人もいます。

 

偉人でなくても、私たちの活動が理想とする「はなちゃんのみそ汁」の主人公、33歳の若さで乳がんで亡くなられた安武千恵さんもまた、娘さんのはなちゃんを、そしてご主人を、亡くなられてもなお愛で包み続けていらっしゃいます。

 

生きる、とはどういうことか、今回の一つの投稿で語りつくせるものではありません。

 

ですが、考えてみてください。 あなた自身が『生ききる』とはどういうことなのかを。

 

なぜなら、あなたはまだ生きているからですkirakira

 

そして、その物質的な命は永遠ではないからです。

 

でも、、、私たちは、あなたに生き続けてほしいのです。。。

 

今日はこのへんで。。。 あなたの心安らかな時間を祈ります。。。