癌の告知、誰にいつ言うべき? | 癌のママと子どもの支援|不安が安心に変わるブログ

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がんになり不安なママとお子さんを、現役医師・がん経験者が母親目線から支援する非営利団体のブログ|診断直後から末期の状態まで、ママとお子さんの不安を安心に、そして笑顔に変える方法とは?幅広い分野の専門家と共に、ママの気持ちに寄り添います。

先日もまた病名の告知をしなければならない場面がありましたしょぼん

 

今回もまた子育て中のお母さんですしょぼんしょぼんしょぼん

 

当然最初は頭真っ白です。。。 私がいろいろ言ってる話はたぶんほとんど頭に入らなかったと思います↓↓

 

とりあえず、泣く時間を作りました汗汗汗

 

そして完治を目指せる状態だと重ね重ねお話し申し上げたのですが、そのお母さんは、

 

「自分のことはとりあえずどうでもいい。それより子どものことをどうしよう。。。」ということでした。

そのお母さんは手帳を眺めながら、お子さんの習い事の予定と入院中に子どもを誰に任せようか、それを呆然とする頭で必死で考えようとされていましたあせる

 

まさに“お母さん”ですよね。

 

そこで、まずはその不安をどのように解決できるかを一緒に考えました。

 

・自分の実家は他県で、夫の実家は県内の遠方である状況。

・親にはかわいそうで伝えたくない。

・他に頼れる人はあまりいない。

 

「今まで通える距離でも送迎をしてきたので、突然子どもだけで通えるか心配」とのことでしたので、

子どもの習い事の送迎や家事などを比較的安価で手伝ってもらえる

 

ファミリーサポート制度

シルバー人材派遣        などの制度をご紹介しました。

 

また、自分のご両親は高齢で、精神的にも肉体的にも耐えられるかわからない、とご心配でしたので、それなら必ずしもご自身のご両親に言わなくても、治療が落ち着いてからでもいいのでは?とお話しをしました。

 

ただし、やはり支えてくれる方は必要です顔 がんは自分一人が無理をして向き合う病気ではありません。家族で!! 乗り越える病気なのですkira7

 

まず、ご主人の職場には伝えるようにしましょうひらめき電球

こんな時こそ、ご主人の協力は不可欠です!! 3人に一人ががんになる時代ですから、職場も社会も協力しあって支え合うべき時代なのです。

そのためには、まずそれぞれの社会がその必要性(需要もしくはニーズ)を認識する必要があります。

そのためには、たとえ見込みがなくてもまずは声を上げることが大切です。

自分の時には実現できなくでも、後から同じ状況に陥った方の助けにはなるかもしれないのです!!

それでもし、奥さんが入院中の遅出、早退、有給休暇が取れたら、それもまた後の人たちが同じことをさせてもらえるレールを敷けるのです!! 奥様のため、後進の方のために少し頑張る意義はとてつもなく大きいですkirakirakirakira

 

そして、ご両親の助けも必要になりますが、まずはご主人のご両親に打ち明けてみよう、という結論に達しましたひらめき電球

ご主人の両親であれば、自分の両親よりはだいぶ客観的に話を聞くことができるはずです。

とにかく、子どもが不自由なくその期間を乗り切れればいいわけですから、取り乱してしまう自分の両親よりはご主人の両親の方が理想的かもしれませんきらきら

 

その時点でご自身のご両親への告知をしないことは、ご両親への愛であり、配慮からの行動ですから、後ろめたく思う必要なんてない思います。

 

後から打ち明けられたご両親は多少ショックかもしれませんが、それは子どもからの愛や思いやりの現れと受け止め、決して娘さんを責めるようなことではありません

その時に助けてあげられなかった分、そこから先、できる限りの支援をしてあげてほしいです。

 

その時には、多少暑苦しい協力でも、それは親からの愛と思い、できるだけ甘えてくださいねウインク そして、忘れてならないのは、ありがとう、助かるよ。の一言です。

こんな時こそ、気持ちを言葉に表していくことがとっても大切ですよ七つ葉 クローバー七つ葉 クローバー七つ葉 クローバー

 

(その時に言わなかったことなどを、ご自身のご両親が納得してくださらないときは、このブログを見せて、ここに書いてある通りにしただけだ! とお伝えくださいね IOVE )