地味に便利なグッズ、出金伝票のご紹介です。
こちらの記事とっても良く読まれているのですが・・・・
領収書が例外的になかったときや
そもそも領収書をもらうものが難しいものの支払証明に使うものです。
全体的にみてやたら出金伝票が多い!という状況は
あまりよくありませんので、
その点にはご注意くださいね!
現金払いのお茶会で領収書がもらえなかった、
割り勘で払ったので、領収書がなかった。
そもそも領収書のでない
自動販売機での購入
香典、お祝い金
などを経費にするときに領収書に代用します。
ほかには・・
領収書の印字が消えそう!!!なんてときに、
この出金伝票を書いて、
領収書とセットでホチキス止めしておくと、
万が一印字が消えてしまっても、内容が把握できますので、
会計処理の段階で
印字が消えそうなときは、出番です。
何気なく出番があるので、1冊用意しておくと便利です!
今回は・・
出金伝票の書き方っがあっているか心配です!
はい、では行って参りましょう~!
見本はこちら!
【解説】
①日付を書く
⇒支出した日になります。
②支払い先
⇒どこに・・・誰にお支払いしたのかを書きます。
見本では、出金伝票を交通費できることが多いので
交通費で作成しました・
もしお茶会などでしたら主催者さまのお名前にしましょう。
③科目を書きます
たとえば
交通費なら⇒「旅費交通費」や「交通費」
お茶会なら⇒「交際費」(交流を目的とするため)
セミナーなどなら⇒「研修費」
がよいでしょう。
④摘要欄
⇒詳しい内容を記入します。
基本的に出金伝票は
領収書が出ない場合の緊急対策です。
なので、
できるだけわかりやすく書く事をオススメします。
見本のケースは
交通費なので、どこ駅~どこ駅を使ったこと
そして
なんのために使ったのかまで記載しています。
(交通費の明細は出金伝票以外での対処も可能ですが
また記事にいたしますね)
まあ、交通費の場合はそこまではいいかなと思いますが
お茶会やセミナーの場合は
お茶会やセミナーの題名や主催者のお名前など
を摘要に書いておくとよいでしょう。
⑤金額を記入します。
数字のおしりに「ー」マークを書きます。
数字の書き足しを防ぐ目的です。
⑥空欄に斜線をひく
これ以上ありません~という意思表示です。
必須ではありませんが・・・
⑦合計金額を書く
頭に「¥」マーク
おしりに「ー」マークを書きます。
これも、数字の書き足しを防ぐ目的で書きます。
こんな感じで書いていきますよ~。
通常は領収書があることが原則で
出金伝票はイレギュラー処理です。
なので、出金伝票のほかになにか支払の証拠になりそうなものを
一緒に保管しておくとよりよいです。
たとえば・・・
***********************
お茶会などの参加費
➡日時、場所、参加費のメール案内のコピー
慶弔費
➡案内状などがあれば一緒に保管
割り勘の飲食費
➡ショップカード
********************
もちろんこうしたものがない場合もあるので、
用意しようがなければ出金伝票のみの保管で
OKです。
通常領収書がもらえるものなのに、
出金伝票で代用するのはイレギュラーです。
乱用にはご注意を!!
領収書がきちんとそろっていてこそ、
出金伝票が有効なのです。
あまりに領収書がない出金伝票が多いと
ほかの領収書の怪しさが倍増ですよ。
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