お兄ちゃんのこと。

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ガンマナイフ治療終了後、二ヶ月間は、
子供らしい生活チューリップが送られていたと思う。
家族はそれを一番望んでいたので、
息子には、「どこ行きたい?」
「なにがしたい?」とたくさん聞いていた。

私たちには、もう一人、上にお兄ちゃんがいて、この頃よく、
「なんで弟くんばっかり...」と口にしていた。

私なりに、お兄ちゃんとの時間をつくったり、心のケアをしていたつもりのはずが、
なんだか、表情が良くない気がして、
こども病院外来時に、相談。

お兄ちゃんも第二の患者だということを教えてもらった。

親抜きで、カウンセラーの方との面談。
そこで話してくれたのは、
「病気のことはわかっているけど、僕も一緒にママと入院したかった」
という気持ち。

当時6歳。
もう大きいからおばあちゃんでもいいかな?口うるさい私がいない方がのびのびやってそう口笛なんてのんきに考えていたけど、お兄ちゃんは我慢してたんだなと。


そこでカウンセラーや看護師さんからのアドバイス。

病気のこと、次男のこと、
夫婦で話し合う時に、長男もいれたらどうか?と。
たしかに子供にはわかるまい、と思って、
排除していたが、
こどもは敏感に感じるらしい。
疎外感を。

この日から私は、
正直に、次男の病気のこと。
今がんばってるけど、いずれ辛くなることを、話してみた。

理解できたかわからないけど、
なんだか満足したような、
以前よりも増して、お兄ちゃんぽくなった長男の顔をみて、安心したのを、覚えている。
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