先回日本の母のことを書いた後、幼かったころのことを思い出しました。

私には2歳違いのかお がいます。ニコ が早生まれなので学年は1年違いでした。

母はいつも夏休み期間、かお ニコ を東北の祖父母の家に送っていました。(つまり小学生の兄妹が電車 に乗って祖父母の家を訪ねる)ドキュメンタリー番組でそんなシチュエーションを見たことがありますが、結構それって珍しいと大人になって知りました。

あのころは小学生が旅行をしていてもへんな事件に巻き込まれるという心配がほとんどありませんでしたね。

東京の家から東北の祖父母の家に行くには特急もしくは急行に乗り、乗り換え、さらに駅からバスに乗って行く大旅行でした。(今思えばちょっとすごいと思います。)バスもやはり乗り換えが途中あり、電車、バス合わせてたぶん7~8時間かかった記憶があります。

そこで1~2週間過ごしたのち、東北にいる親戚の家(4件ぐらい)を二人で訪ね歩きました。2~3日ずつぐらい叔父、伯母の家で従妹たちと一緒に遊んだり。長い夏休み、共働きの両親としては子供たちがつまらない思いをしないように旅に出してくれていたのだと思います。

大体兄がいつもお金と時間をやりくりして次に乗る電車を調べたり、切符をかう担当でした。私も大きくなってくるにつれて興味を持ち一緒にやりくりした思い出があります。

毎年、兄が高校に入るぐらいまでこのような旅行をしていたので兄妹で旅慣れしていました。

あのような経験があったからこそ、私も17歳の時に物怖じせずにアメリカに交換留学生として来れた のかなと思います。そしてその後の大学留学も自分ですべて手続きをこなしましたし。今思い出すと、自分がそんな手続きのすべてをやったなんでびっくりです。(もうすぐ17歳の長男を見ていると、自分は結構自立していたかもなんて思います。)

私がアメリカに住むようになったのは幼いころの母の訓練(?)のおかげかもしれません。ぺこ


読んでくださってありがとうございました。