花房さんこんにちは。
三つ子の魂百までって、うまいこと言ってると思いませんか?私、今自分が恋愛をうまくできないことはやはり親の恋愛沙汰に巻き込まれて育ってるからだと思います。
もちろん大人になれば、もうなにかをすべて親のせいにしてたら生きられないです。
でも、親が仲良く愛のある家庭に育った人間と、そうじゃない人間はやはりどこかで確実にその恋愛に影響するって思います。
私には二つ年上の姉がいますが、母は姉のことは好きだったと思います。
でも、私のことは多分いらなかったんじゃないかなあ・・・
私が赤ちゃんのころ、お母さんの恋人だった人とホテルに一度行ったことがあるそうです。
赤ちゃんだから、私はそんなこと知りません。
姉は三歳児で、幼稚園にいっていたし、もしそうでなくてもよく動き回るからつれて行かなかったと言っていました。
なぜこんな話を?誰に聞いた?と思うでしょうね、この話は母から聞きました。
姉は、25歳で結婚して子供を持ち、家庭はうまくいっているように見えます。交流はほとんどないですが、たまにする電話の様子やメールなどからそう感じます。
母と、父が仲がよかった時期に赤ちゃんだったからではないか?とか、
結局母は姉が好きだったから、姉にはきちんとした愛情が十分に伝わったのではないかとか思ってしまいます。
母は姉はかわいかった、好きな人との初めての子供だったからね。と言います。
私を生んだ時は、すでにほかの人と付き合っているような女です。
父と母ですか?まだ結婚していますよ。まだ・・・しているって言い方はおかしいですけど。
婚姻関係にあります。
母は経済力がないので、離婚は難しいと思います。
自称「体が弱い」で、セックスする体力も化粧してどこかへ出かける気力もあるのですが、「体が弱く働けない」と言います。
父は無口だし私たちにはなにも言いませんが、母とセックスだけはいまだにしています。
こんな夫婦になりたくない。
私は結婚して、子供を産みましたが母と同じ道をたどっています。
その相談を母にしたので、さっきの話を聞いたのです。
母は笑うでもなくこんなことがあったよ、といった淡々とした感じでこの話をしたのですが、私や父に対する愛情はやはりこれっぽちもなさそうに感じました。
お姉ちゃんが生まれたときのあれ(お父さんは)はもうね・・・でもなんであんなになっちゃったのかな?と、父への愚痴とも不満ともいえないようなぼやきのあと、
「あなたのことはおろそうと思ったのよねえ」などというのです。
こういった流れの話を聞いたので、子供のころからなにか感じていた寂しさ未満、焦燥感のような寂寥感のようなわずかな感情は、心に封印していた魂の記憶なのかなと思ったのです。
人のせいにして、不倫を正当化するという人もいますけど。
いくら隠してたって、わたしみたいにみんな気づいてる。
赤ちゃんだったんだから、母に徹したらどうなのと憤るけど、知らないうちに自分に向っても言ってたんですよね。
なんだか支離滅裂になってきました。すみません。
花房さんは、感情に走ってすべてを失っても、覚悟のあるものならば受け入れて生きていけばいいと言いました。
覚悟ないです。
夫もなにを考えてるかわからないところはあるけど、好きです。でも、恋人とも会ってしまうのです。
息子も、いずれ私のような愚かな女性を選ぶのかと思うと、やめなきゃって頭ではわかってるんですけど・・・
結局のところわかってないですかね、私。
恋人とも、夫ともうまくやってるつもりでいた時期もあります。
でも最近思うのです。
花房さんが言っていた、因果ということば、報いはどこかで、想像もしなかった形でやってくるってこと。
何十年もたって、孤独な晩年を過ごすことになるかもしれない。そう思っています。子供は、親の不仲や信頼関係のなさを知るんじゃなくって、そういうものを肌で感じているんですね。
何も知らなくても、同じような相手を選び同じような道をたどるんですから。
好きな人と結婚するようになってから、離婚も増えましたよね。
結婚の始まりが、恋愛でなかった時代の方が離婚もすくなく、かつ仲のいい夫婦が多いのって、耐えるや価値観のすりあわせをせざるをえなかった苦の時期を共に過ごすことで理解の境地に至るからですかね。
不思議に思います。
結婚って、家族ってなんなんでしょうか。