一昨年に台北のある劇場を訪問してから始まったこのプロジェクト。
一旦はお膳をひっくり返されたのだけど、そのおかげで立派な劇場で上演する流れができた。
がむしゃらに突き進んでいくのはいつものこととしても、
今回は今まで以上に、小さなコマを一つ一つ積み上げていかなければならない。
プレイバッカーズの稽古中に童話「大きなかぶ」が脳裏に浮かんだ。
このお話はポーランドやベラルーシあたりのもので、日本でも絵本になっていて馴染み深い。
そして日本ではおじいさんがなぜカブを引っこ抜こうとしたのか、
その理由が明確に示されていないように思う。
おじいさんは朝、畑の大きなカブを見るなり、引っ込抜いてスライスして、黒パンにのせて。
塩を一振りしてかぶりついて、そしてウォッカをくいっと一杯やりたくなったのだ。
強く共感できる状況だ!
そしてご存知の通り、おばあさんから犬や猫に至るまでそこらじゅうの動物たちが加勢する。
そんなおじいさんの話を思い出した。
たくさんの人たちの助けによって、この企画はようやく第4コーナーに向かっている(感じ)。
まだまだたくさんの山を越えていかなければならない。
そして、もう本当にたくさんの人たちが自分を助けてくれているから、心配はない。
ありがたい限りだ。
3月11日には、大きなかぶをみんなで引っこ抜いて、かぶりついて、うまい酒を飲むぞ!
