以前、何の曲のときだったか？
シャブリエの音楽帳の一頁のレッスン中の時だったような？？
先生が、
生徒さんには、自分が教えられる事は全て教えたいけれど、
教えられる事と絶対教えられない事があると。
教えられるもの
＝指、姿勢、身体の使い方、テクニック面、拍の事や調性や、
曲の解釈のヒント などなど
一方教えられないもの
＝空気や見える色、抽象的な事。
ヒントは出せるけれど、それぞれが自分で見つけるものだと。
私、今日、また ピアノとは無関係な事である事があり、
自分に起こった出来事や消化出来なかった感情を
その曲とリンクさせる事も先生が教えられる事ではないんだな、と思いました。
先生によく、
ピアノは感情的になりすぎてはいけない。
半分の頭で感情を出し、半分は冷静さを保ちなさい。
と言われます。
感情を全面に出している演奏は独りよがりになりがちで、聴く方はお腹いっぱい、胃もたれする。
酔う。
はい、🫣
程よいってとても難しいですよね。
棒弾きはつまらないし、何も心に入ってこない。
あ、脱線
で、何が言いたいか。
わたしにとって
ピアノを弾いてると、隠してたり、大人対応した感情が
誤魔化せなくなって、溢れてきてしまうのです。
エディット・ピアフを讃えてを初めて聴いた時から猛烈に魅かれたのは
シンパシーがハンパなかったから！
なんだか、曲の中の人が可哀想and共感でいっぱいになって、涙が止まらなくなりました。
ボラプも壮絶なシンパシーでしたが！
エディピアは
気持ちの不安定さを表すような食い気味のテンポとか含め。もう全部！全部！
プーランクって、メンタルはどうだったのか？とか思った。
今日あった事は、
端折りまくりで言うと、
母と私の想いが噛み合わなくて、でも、誰も悪くなく、母は遠慮プラス身体が本当にしんどいから、の発言と意思表示で。
何も誰も責められない、
でも、自分の気持ちも。。
空ぶったけど、純粋に母に少しでもの癒しや気晴らしを感じてもらいたかった。
です
母との電話を切った時は、さほど感情は無かったのですが、
ピアノを弾き始めたら、
もー溢れる溢れる。
本当の自分の気持ちがガンガン出てきて、怖くなったけど、そのまま弾き続けてみたら、涙が止まらなくなり、
結果、少し浄化された気がしました。
人様の前で弾く時は、先生のおっしゃる通り、
感情的になり過ぎては聴く人が引くと思います。
でも、でも、
自分の家で自分の為に弾くなら
too emortional
もありかな？と。
曲との相性もあると思いますが、
曲の世界を自分の心の中で具現化というか
3D化して、
その中に入り込んで泣いたり笑ったり出来ると言うのは
なんて素晴らしい体験かと思います。
だって、もう仮想現実ですよね。
それこそが、先生が生徒一人一人違う筈だし、
教えられないものなのではないかな？と思いました。
音楽の価値って、本当に人により違うと思います。
たとえ、家族でも、血がつながっていても
そこに救いを求めるか？ 癒しを得られるか？
も違う。
そんなの当たり前ですよね。
でも、自分は誰から生まれようが、
何の仕事をしていようが、
ピアノのテクニックのレベルも何も関係ないところで、
曲に救われる事が出来る事に感謝します。
先生は感情的になりすぎないでと言われますが、
なっちゃうー。
だって、ピアノの音が好きなんだもん❤️
皆様って、感情的になり過ぎないようにコントロールしていますか？
それとももっと感情を入れるように言われますか？
感情は悪いとは全然言われていません！
そう言う理解違いはしていませんよ。
ただ、どっからが
感情的過ぎる なのかが分からない。
エディット・ピアフは
発表会を境に急に緊張しなくなりました。
今も楽譜見て弾いてますが、、
でも、本当に『我が事』 として曲を弾ける感覚があります
今譜読み中の
ドビュッシーの夢 は
前半だけなので、まだ場面が変化する前。
もー眠くなって練習が続行出来ない程
まさにReverie
気持ちよく雲の上にいるような気分で本当に眠くてたまらなくなるのです。
また、いつもの脳内勝手に変換機能が高機能過ぎる。
現実はドスドスとガタガタなくせに、
脳内でアリス・紗良・オットさんの演奏のように変わってる。。
しかも片手でも。。
私の脳は本当に都合良く出来ているのです。
そして、むちゃくちゃ感情的。
感情を抑えるどころか、普段の生活で感情を抑える必要がある場面が多くて、
仕事してたり、大人なら当たり前！なレベルですよ。
ピアノだと、余計感情爆発になる。
先生が教えられない領域であり、
コントロールが難しいカテゴリー。。
テクニックが追いつかないために、
アンバランスなんだろうな。
でも、それはそれでもはやいい気がしてきました。
だって、テクニックはなかなか簡単につくものではないし、
自分の感情をテクニックが追いつくまで抑える事など不可能。
音大生でも、プロでも勿論ないし、関係ないレベル。
ならば、もう感情はリリースで。。
先生、わたしには感情のコントロールはとてもとても難しいです
皆様、
そもそも
何故、ピアノは感情的に弾いてはいけないのでしょうか？
ミスタッチが増えるから？
暴走しやすくなるから？
節になるから？
クラシックのピアノの美は
全ての動きがアンダーコントロール
と思います。
実際、夏に感動しまくった
チョ・ソンジンさんの演奏は恐ろしいくらいのエネルギーがあるにも関わらず、
全てがコントロール下で、
無駄なこと何もしてない。
無駄な、というか 無意識に出してしまった雑な音はゼロと感じました。
それが正しく美そのもの！
調和。
だから、感情のままに雑に鍵盤叩くと、洗練されていない素人っぽさが丸出しになるのだと、
頭では分かります。
でもね、、
テクニックも無く、コントロールされた音色も出せないレベルならば、
せめて感情くらい入れて弾かなきゃ、
つまらん、棒弾きで、
自分が弾く意味ないように思うのですが、
それは、変な考え？
客観的には録音してないので分かりませんが、自分の中では
今日 電話切ってしばらくして弾いた
エディット・ピアフが今までで最高に自分らしく弾けたと思えたのです。
それは間違っているのでしょうか？
皆様に聞いてもそれこそ、
先生が生徒に教えられない領域というんだから、人それぞれに決まってるけど、
自分が渾身！と思う演奏が
独りよがりや胃がもたれる
と人には聴こえるならば嫌だな。
共感を得る為にはコントロールが必要と言われます。
会社で感情を殺しまくり、働いて働いて
ピアノと時くらい感情的になっちゃうー
皆様はどうなんだろーかー
私、個人的には
棒弾きが1番嫌いです。
たとえボコボコでも、プロじゃないんだから、
そう弾きたいからそこは心を込めているんだな！ってのが好き🤩
グランドピアノじゃないとあまり差が出にくいですがね！
自分の気持ちを良くも悪くも汲み取ってくれる、
しまう、
のがグランドピアノちゃん🎹
なるべく一回でも多く、グランド弾きたいです！