礼儀と信念は、時に折り合わないことがある。

是非を問うものではなく、大切なのは「その人がどうしたいのか」。
その裏側には、生じた出来事についての責任感を持っているかどうか。
たとえば、挨拶。
恥ずかしいからしないという気持ちで行なうなら、
相手がどう思うかまでを引き受ける必要がある。

挨拶をしてスルーされても、気にしない。
時折、「なんで、わざわざ」と言う人がいても、気にしない。
言いたい人には言わせておく。
それは「挨拶すること」を決めた人の信念。
だから、どうでもいいことにちょっかいかけるような人はスルー。
いちいち気にしちゃうから、辛いの。
「自分はこうするんだ」と決めたことについて、やり通す。

その人にとっての礼儀は、信念がカタチになったもの。
それでも時に折り合わないこともある。
きっとそれは自分の信念と世の中の常識や意見と、合わないだけ。