翌朝は、日の出に合わせて、部屋のみんなと4時過ぎには起きようね、
と前の晩に決めて、
誰の、ということもなくあちこちで携帯のバイブや音が
4時頃から聞こえ始めて、起床。
8時に横になったけど、結局ちゃんと寝たのは4時間程度だったのではないか。
まだ外は暗いが、窓から星が見えて、
今日は晴れることがわかり、ひと安心。
これでレインウエアとおさらばできる。
洗面所でざっと顔を水で洗い、
コンタクトを入れる。
一晩中暑かったから、もしかして肌カピカピ?
と思ったけど、そうでもなかった。
一応、シートマスクの後、クリームを塗っておいたのが良かったかも。
厚着をして、外へ。
気温は20度を切っている。
そこそこ風もある。
小屋の前から日の出が見える、というガイドの先生のお話だったが、
ちょっと太陽の位置が悪く、
箕冠山の方向にぼちぼちみんなが集まる。
起き抜けなもので、言葉も少なく、
皆、ぼーーーーーっと日の出を待つ。
ツワモノは、根石岳まで登ってる。
朝からあの急登を登る気には全然ならない。
日の出の時間になったけど、
雲が厚い。
4時50分まで眺めて、小屋に戻る。
5時30分朝食。
何となく皆、昨晩と同じ席に座る。
朝食の量も多い。
お魚があるのが凄い。
5時半に食べる量じゃない。
というか、ちゃんとこのくらい、
お山に登る前は食べなきゃいけないんだろうな。
この後、お弁当も配られた。
問題のお弁当。
あんなに苦労したサランラップ案件だったが、
6時30分の出発時間までにお握りを作る自信がなく、
部屋に持って帰り、
そーーーっと荷物の一番上にできるだけ水平に保って入れる。
と、そこへ添乗員さんが部屋にいらっしゃり、
昨日の雨の残りで、周りの低木が濡れているから、
レインウエアの下だけ着用して出発するように、との
ガイドの先生からのお達し。
ひぇ~っ みんなもう、早々に荷物を作って、
レインウエアは今日はいらない、と一番下に入れちゃってたよ。
またごそごそと荷物の作り直し。
敷布団カバーと枕カバーと上掛けのカバーは取って、
廊下の、それぞれの洗濯袋に分類。
本当に清潔で、インナーシュラフもいらなかった。
出発前、小さすぎてどこかに行ってしまい、
1時間もかけて探して持ってきたのに![]()
トイレがすぐ階下にあってラッキーだった。
みんな、なんだかんだとトイレに行くし、
女子は数が人数に対して少ないので大変。
私、前の晩に飲み過ぎたのか?(そんな量でもないし、
早くに飲んだのであまり影響ないと思われたし)
ちょっとお腹が心配な感じもしたので、
トイレがすぐ近くにあったのはありがたかった。
でもねー。。。
やっぱり慣れない。
あの、トイレットペーパーを流せず、
ゴミ箱に入れるスタイル。
ソウルに行ったときに、街中でもあのスタイルで、
うわー、絶対韓国に住めない!と思ったものだが、
それに加えて、いわゆるトイレ臭とは違う、
薬品の匂いもきつい。
贅沢を言ってるのはわかっているが、
慣れないものは慣れない。
メンバーは皆優秀で、
それぞれ早めに階下に降り、靴を履く。
靴紐を結び直すのも時間がかかる。
家でするのとは勝手が違い、
ザックを背負いながら靴紐を結ぶ人も。
靴紐結んでから、もう一回トイレに行きたくなる人も。
私もよく、家を出る時、
登山靴を履いてから、やっぱりもう一回トイレ!ってなる。
もうね、家でだったら、
靴を履いたまま家に上がっちゃう。
登山靴は毎回、帰宅後水洗いして干してるし、
ミラノに居たときは靴で家の中を歩いていたし、
気にならないが、
さすがに山小屋のトイレに靴のまま上がる訳には行かないから、
みんな苦労してた。
ねー、ザックを下ろしてから靴を履けばいいんじゃない?
って言ったら、
そりゃそうだ、と、靴に足を突っ込んで表に出て、
ザックを下ろして、外で靴紐を結び始める人、数人。
いつも勝手が違うと、みんなの行動が面白すぎる。
無事、6時30分に全員、小屋前に集合。
簡単に準備運動をして、昨日も通った、箕冠山へ向かう。
空は青く、雲はあるものの、
周りの風景が見える。
低木の間を1時間ほど歩くと、ヒュッテ夏沢に到着。
周囲の風景が見えて、
やっと、なんだかいつもの丹沢とは違う所を歩いているぞ、
という気分になる。
ヒュッテ夏沢でいったん休憩。
思ったほど樹木が濡れていず、
レインウエアを脱いで良い、と言われ、
やっとさっぱりする。
小屋自体は閉まっていた。
外にトイレがあり、女子はほぼ全員、トイレへ。
しかし、2コあるトイレのうちの1つが故障中で
やたらと長い時間がかかった。
朝だし、やっぱりトイレがあると、みんな行きたくなるのよね。
トイレットペーパーはある(もちろん流せない)。
ヒュッテ夏沢の裏側の道から上がってくる登山者もいる。
後から調べたら、オーレン小屋からの、
箕冠山を経由しない登山道らしい。
そもそも今回の山行は、
日帰りでも行けるほどの道のりを、
ちょっと遠回りして山荘泊を経験させるようなルートだ。
これから登るらしき山も見える。
グループ行動だと、なかなかうまく写真を撮るタイミングがない。
とにかく列について歩く。
やっぱり荷物が重いが、
昨日よりは、水が500CC少ないし、
その分、軽く感じる。
足のツリも問題なさそう。
だが、私の登るペースはあいかわらず遅い。
ストッパーにならないぎりぎりのペース。
途中で、目指す硫黄岳の、
爆裂火口が見える。
爆裂って名前からもっとすんごいものを期待していたけど、
これが火口?
なんかよくわからず。
硫黄岳の山頂に近くなると、
ケルンがいくつもある。
ガスったときの目印らしい。
確かに、昨日の根石岳だって、
どこ歩いてるんだかよくわからなかったものね。
結構な急登を登り続け、9時15分、
硫黄岳(いおうだけ)登頂 2,760m
南八ヶ岳の北端・・・未だに地理がよくわからない。
山の名前がどうもよくわからないが、
多分、赤岳とか横岳とか。
ここから縦走できる。
あっちに行きたい。
広い山頂から火口に沿って歩くことができる。
あっちに行きたい。
グループ行動は自由がきかず、
しばらく山頂で休憩をした後、
赤岩の頭へ向かって下山開始。
まだストックを使ってもいいけど、
途中で仕舞う指示をだしたら、必ず仕舞ってください、と。
写真に撮れなかったが、
確かに途中から、両手で岩を掴まないと降りられないような、
細い道があり、
ストックがあったら危険だった。
私的には、やっとアスレチック的な楽しい道で、
ガイドの先生にすかさず、
「今日一番のテンションですね!」と言われた。
すぐばれる。
すれ違い困難な岩の鎖場を通過後、
ガレガレの道を進むが、
これも、塔ノ岳や大山と変わらない。
なんか、とにかく、歩く ということに、
低山と変わりがない。
当たり前か・・・
逆に、良いトレーニングを積んできた、ということか?
あまりの変わり映えのなさに、気が抜ける。
赤岩の頭(あかいわのかしら) 2,656m 到着
ここから振り返った硫黄岳への道が、
今回の旅で、最高の景色!
砂浜が拡がっているように見え、
ちょっとつばくろちっく。
硫黄岳のてっぺんから見た、行きたいなあと思った、
赤岳近辺もよく見える。
この先はひたすら下り。
もう風景もたいして見えない。
ただただ、低木や森の中の
細い道を下る。
下りは体力が有り余ってるもので、
走りたくて仕方がない。
今回のメンバーの最高齢者、81歳の女性が
ちょっとストッパーになってしまい、
ガイドの先生のすぐ後ろを歩き、
全体のペースはとてもゆっくりに。
ますます走りたくてうずうずする。
81歳で山に登るって凄いよなあ。
私、できる自信がない。
ガイドの先生曰く、
結構予定より時間が押して、
オーレン小屋に到着。
行きと同様、ここでお昼休憩。
根石岳山荘から担いできたお弁当を広げる。
晴れてて良かった。
何かのつゆがちょっとだけ漏れていたのが残念。
このまま容器を持ち帰らねばならず、
汁漏れは痛い。
テント場もあるオーレン小屋は、
水道の蛇口から飲料も自由に取れる。
ボトルに補給。
かわいいスタッフバッグがある、とあらかじめ聞いていたので、
2つ購入。
帰宅後、写真を撮って気がついた。
SサイズとMサイズを一つずつ頼んだのに、
どちらもSだ!!!
ちょっと見、緑のほうが大きいから、全然気づかなかった!
Mサイズのほうが確かSより200円ほど高かったから、
200円、寄付してきた。
拡げて見たら、むしろ、Sが使いやすそうなサイズだったので、
良いことにする。
お昼休憩後、
さらにひたすら下る。
オーレン小屋を出発してさほどせずに、
全く同じコースを1日違いで登ってくるクラツーの
0からシリーズグループとすれ違い。
このグループに友人がいることをあらかじめ聞いていたので、
会えて嬉しい♪
すかさず二人で写真を撮る![]()
ちなみに、帰宅してFBを見たら、
まさかの知り合いがほぼ同じコースを一日前に、
個人的に登っていたことを知り、驚愕!
この方がお山に登る人だなんて思ってもみなかった。
恐るべし、八ヶ岳!
都内で会えない人と、出会える八ヶ岳!!
お仲間発見♪と、早速今月末に、
お山にご一緒する計画を立てている。
あとはほんとに、下るだけ。
下りは勢いがついちゃって、
ガイドの先生から「私の前には行かないでね」と言われてしまう。
すいません。
ほんとに、私のこの、登りと下りのスピードの差は
なんなんだろう。
日がさすと、前日、雨の中見た風景より
ずっと美しい。
夏沢鉱泉で再度休憩をして、
オーレン小屋で売り切れてしまっていたコーラ300円を買って、
水もボトルに補給する。
鉱泉なので、温泉がもちろんある。
入ってみたいな。
ストッパーになってしまったメンバーは
ガイドの先生と後からゆっくり下ることになり、
もう一人のガイドの先生と残りのメンバー、
添乗員さんでどんどん降りる。
結構良いペース(だったらしい)で、桜平駐車場(中)に到着。
迎えの車が来ているはず、とのことだったが、
1台しか来ていず、
もうあと1台とタクシー1台を待つ間に
軽く整理運動をすることに。
最後のメンバーも、それほどグループから離れることなく、
無事、到着。
いつも思うのだが、
準備運動とか整理運動とか、
山に行く場合は平らな所でできないことがあり、
簡単な運動なのに、バランスを取るのが難しかったりする。
車、到着。
ザックを後ろに積んで、乗り込む。
下りも来た時と同じ道なので、すごい悪路。
駐車場には結構な高級車が並んでいたが、
ご愁傷さまです。
もみの湯という温泉施設へ。
割と慌ただしく、お風呂に入る。
ビールを含め、レストランが14時までしか空いていず、
自販機もソフトドリンクしかなく・・・。
サンダルに履き替え、
服も短パンになって、また車に乗り込む。
茅野駅に到着。
お土産屋さんをのぞく時間があって良かった。
お土産だの、ビールだの、つまみだのをそれぞれ購入して、
改札前に再集合し、特急券を手渡される。
駅のホーム、暑かった。
行きと同様、私は八王子で離脱。
横浜線組数人でおしゃべりしながら町田まで。
さて、下山メシは何にしよう、と考え、
なんとなくお好み焼きとかもんじゃとかを食べたくなり、
家のそばの駅チカにも、有名な店があるのだけど、
せっかくだから相模大野で途中下車して、
駅ビル内のお店へ。
イカスミもんじゃ
味はいまいち。
もんじゃって、出汁が命だと思う。
イカスミなら、コクがでて、はずれにくいかな、と思ったのだが。
隣のテーブルに居た母娘に話しかけられ、
なんだかとっても盛り上がり、
連絡先を交換して再会を約束。
この2日間で、一番盛り上がった時間だった・・・。
山じゃなくて、外界で、もんじゃ焼き屋で
山と関係ない人達と・・・。
帰宅して、八ヶ岳を振り返ると、
なんだか今ひとつ印象に残らなかった。
ただ、
硫黄岳山荘に泊まりたい、と思い始めた。
評判の良い山荘(別料金だがシャワー有り)だし、
横岳や赤岳への足がかりになる。
と思うと、八ヶ岳を全制覇したくなってきた。
調べてみると、赤岳は、上を歩く人からの落石注意のため、
ヘルメット推奨だけど、
ほかはそれほど大変な道ではないと思う。
やはり、基本?の低山とそれほど大きな違いはない。
季節によるでしょうけどね。
雪の時期には行かないし。
思っていたより近かった八ヶ岳。
再訪します。
山小屋泊も、ちゃんと服などを乾かせれば、
それほど着替えの心配はいらない。
多分、慣れてきたら、着のみ着のままにも慣れるのでしょう。
そのための、匂いがしにくい服を
高額をだして買ってるのだしね。
まだまだ違和感満載だけど、
八ヶ岳制覇に向けて、山小屋にも慣れて行かねば。
美味しい食事とお酒、そしてコンセントがあれば、満足。
うーん、だんだん山への想いが変わってくるのを感じる。
どこへ向かうのだろう、私![]()
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