エイジ・オブ・パンデミック(ネタバレ)~玉蜀黍畑で捕まえて~ | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

  ■あらすじ

 

 

●ボーリン…かしこ系女子

●イーデン…子供たちのリーダー

 

ネブラスカ州。

トウモロコシ畑で町の経済を成り立たせていた町。

近年、薬品会社に薦められた除草剤と起死回生を策略した遺伝子組み換えに失敗し不作続き。

町自体の命運が怪しくなっていた。

 

 

そんな時、孤児院で育った少年が職員を襲撃する事件が起きる。

彼を制圧するため麻酔ガスを流し込んだら、

中にいた関係ない子供たちまでシボンヌしてしもた。

 

 

孤児院の外におり、トウモロコシ畑にいる「なにか」を信仰していたイーデンだけが助かり、牧師に引きとられることになる。

 

 

大人たちは不作続きのトウモロコシ畑を廃棄しようと決議。

 

 

町を出て都会の大学に行くつもりのボーリンは

大人たちの理不尽さに嫌気がさしつつ、

最近子供たちのリーダーとしてメキメキ成長してきたイーデンにも不信感を持っている。

 

 

残酷でありながらカリスマ性を持つイーデン。

子供たちは彼女の言うがまま。

 

 

( ゚д゚)ハッ!、

『逃げ若』の足利尊氏的な、抗えない魅力持ちなのか!

しかし大人…否、BBAである我が見るに、

仏頂面の可愛げのない小娘であるぞよ。

この「メロメロ」は子供にのみ有効なのか。

 

 

ボーリンは町の現状をジャーナリストに取材してもらい活路を見出そうとする。

 

 

イーデンは子供たちを先導し

大人たちを捕獲。

 

 

最初は舐めくさっていた大人たちだが、

イーデンの子供ゆえの駆け引きの無い残酷さにひぃぃ滝汗びっくりマークってなっていきはる。

 

 

「お前たちもトウモロコシと同じように埋められたらいいぽん」

生き埋め。

 

 

重機も使える田舎のガキ、おそろしこ不安タラー

 

 

「わしはトウモロコシ畑廃棄に反対してたやん?」と泣きつく牧師すらも、

お目ん玉を刃物で突き刺し抉り出すという快挙…じゃなく非道さを見せて成敗しちゃうイーデンwithチルドレン。

 

 

ボーリン達高校生組は何とか警察に知らせようとするが失敗。

 

 

トウモロコシ畑にいる何者かが

大人たちを襲う。

 

 

ボーリンもKILLされそうに。

「高校生はもう大人なんよ」

まだまだ若い気でいたのに…悲しい

 

 

トウモロコシ畑の異生命体が襲ってくる。

捕まった時にガソリンを浴びせられてたボーリンは

畑を縦横無尽に逃げ回ってた…と見せかけ、

効果的な導線を描いておった。

 

 

ガソリン+粉塵爆発(トウモロコシの粉)で

畑は燃え上がり、

異生命体もボーボー。

イーデンは異生命体とともに焼け落ちてゆくのだった。

 

 

憑き物が落ちたかのように正気に戻る子供たち。

 

 

焼けこげた畑にたたずむボーリンの前に現れたもの。

それは焼けこげた異生命体と一体化したイーデン。

驚愕するボーリンはトウモロコシに襲われて、

多分シボンヌ。

 

 

■おしまい 

 

 

 

  ■感想

 

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D45PPW3N

 

 

え?

なんでこんな評価低いの?

面白かったんですけど。

 

 

原作はS・キングの『チルドレン・オブ・ザ・コーン(トウモロコシ畑の子供たち)』。

大幅に改革されてますが、そこも善き。

 

 

けちょんけちょんに貶してる同シリーズの感想はこちら。

これも同じ『トウモロコシシリーズ』の一作です。

このシリーズ、結構いっぱい映画化されてる。

下差し

 

 

キング関係なしに子供が大人をKILLする『ザ・チャイルド(リメイク)』はこちら。

スナイパー・コドモが活躍だ!

下差し

 

 

子供が大人をKILLするという背徳的な状況。

舐めプしてたらやられる絶望感。

 

 

トウモロコシ畑って人の背より高く茂るから向こうが見えへんのが怖いよね。

コメだったら向こうが見えるから

「クネクネおる!」

遠くから観測できるけど←多分見たらアウト。

トウモロコシ畑に一歩入ったらクネクネに遭遇って嫌やで。

クネクネにこだわるな真顔

 

 

大して予算が無かったのでしょうけど、

トウモロコシ人のぷぷっとなる造形は別にして、

お目ん玉抉りシーン、その後の勝利の目玉だヤッターマーン・シーン。

遠景でトウモロコシ人に裂かれる女性のシーン。

全部良かったですよ。

頑張ってはったと思うチューキューン

 

 

イーデンの仏頂面が可愛くなく、

個人的には嫌いな顔立ち。

イーデンの演説内容も

話はしっかりしてるけど

言葉の使い方やら煽り方やらに借り物感が強く

「えー?こんなんにカリスマ無理やわ」

と思うものの、

トウモロコシの何かに感染したんならありかと思わせるところも善き。

 

 

そして17歳くらいのボーリンは、

イーデンたちからしたら敵認定なのか、

と言う軽い衝撃。

 

 

お世話係のお姉さんとして生かしていく手もあるだろうに、

あっさりKILLされるボーリンの友人たちが気の毒。

 

 

手厳しい批評が散見されますが、

アタイは面白かったです。

 

 

92分でサクッとみられるし、

グロもそこそこあるし、

子供VS大人も好きな構図だし、

アメリカ=トウモロコシ畑を

あっさり破棄するところが現代的だし。

 

 

でも大人から町をふんだくって

トウモロコシ人と新しい世界を作ったとして、

子供だけでは今後

町を維持するのが大変なんちゃうやろかと要らんちんぱい。

 

 

この映画のテーマは。

カリスマにトーク力は必要だけど

美貌は要らないのね。

上矢印

これ!

 

 

牧師さんがお目ん玉くりぬかれたのは

イーデンをやんらしい目で見てたからなのかしら?

それ以外思いつかない腐った精神のアタイ。

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